ハーダンガー刺繍のバック その2。
昨日の続き。大失敗した刺繍部分を比べてみました…(泣)
表の刺繍。横がいっぱいいっぱいまで刺繍されていますが、縦に余裕が。
こちらが本来の姿です。
裏の刺繍。縦がいっぱいいっぱい。横に余裕が。
こちらが失敗バージョン。なのに、見栄えがいい…。
比べると一目瞭然なのですが、かなり縦と横に差があります。かばんとして作るときにここが難しかった。どちらの刺繍も切れないようにサイズを本来のものとは変更しました。布を裁つときに余裕をみて裁ったつもりだったのですが、できあがりサイズは刺繍前と刺繍後ではかなり変わってしまうようです。私の腕がいまいちなためかもしれませんが。5センチは余裕を持たせないといけないかも。明らかに違う表布と裏布をなんとか同じサイズに合わせてかばんを作り始めました。
作っているときに一番苦労したのがマチの部分。レッスンバックとして掲載されていたのですが、デザインを変更してマチを作ってみました。このマチと表布の部分にパイピングを挟んであります。これが初めてだったので、時間がかかりました。パイピングの布の中には細いひもが入っていて、出来上がりは頑丈そう。パイピング布と紐をまずはしつけ糸で動かないように縫ってから、縫い合わせました。
マチ付きに変更したので、他の部分もかなり変更しています。作りながら、ここもまだ縫っていないなぁとか、ここを先に縫わないとダメかなぁとか、行き当たりばったりで作業を進めていました。作業効率は悪かったですが、作っていくのは楽しかったです。
あて布は深めのグリーンを選択。刺繍生地が少し緑がかっているように見えたので相性がいいかなぁと。落ち着いた雰囲気になりました。内袋は見えていませんが、ベージュ系でシンプルに。最後に入り口にひもを通して、ウッドビーズで留めました。
完成! マチの高さがもうちょっと上だったかなと思うことを除いては、思っていたとおりに仕上がりました。すごく丈夫そうな鞄なので大切に使いたいと思います。次の手芸はウォルドルフ人形のお洋服にしようかな。秋も近づいてきたので、秋冬のお洋服をちょこちょこと作りたいです。