スモッキングのバック その1。
夏から初秋にかけておでかけに使おうと思って、かばんを作りました。スモッキングは練習したものの(ほんの少しだけ)、作品を作るまでに至らなかったので、今回、初めて挑戦することにしました。いろんなスモッキングの本を見てみましたが、一番見たときにどきどきして、一番作りたいと思ったものを思い切って作ってみることにしました。
- 作者: 下田直子
- 出版社/メーカー: 文化出版局
- 発売日: 2003/01
- メディア: 単行本
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
一番苦労したのは材料集め。全部集まったときにうれしくて写真をとってみました。材料集めはまず近場の手芸屋さんで探すことから始まります。材料を書いた紙をもって、手芸屋さんをぐるぐるぐる。見付かったものに印を付けます。見付からなかったものは、ネット通販をしている手芸屋さんで検索してみます。なるべく1つのお店で全部買った方が送料の節約になるので、とにかくいろんなお店を見てみます。
今回の材料でみつからなかったのは、口金と三角カン、ウッドビーズと麻地のチェックの生地でした。ウッドビーズと生地には目星がついたのですが、どうしてもみつからない口金。ネットで目を皿にして探して、やっと見付けました。結局、九州のお店から通販してしまいました〜。横に棒が通っている口金はネットでもなかなか販売してないようです。
なるべく実物をみて購入したかったので、ウッドビーズと生地は大阪に行ったときの手芸屋さん巡りで実物をみて購入しました。最後の最後まで見付からなかったのは「三角カン」どうがんばっても見付からないので、よく似ているということで「Dカン」に変更して、材料は揃いました。
完成品はこちら。下田先生の本となんだか出来映えがまったく違ってしまったのですが、口金の仕様が異なるためだと思います。がまぐちだということがしっかり見える完成品になったので、これはこれでかわいいかもと思っています。ちょっと失敗したのは、フリル部分。もうちょっと長くして際立たせてもよかったかなと思います。
刺しゅうは生成を基調にいろんな素材がミックスされているので、なつかしくてあたらしい雰囲気です。とにかく刺しゅうしたかばんは豪華に見えます。そんなにたくさんものが入るかばんではないのですが、ちょっとしたおでかけには便利なサイズ。色は落ち着いていますが、存在感が際立つかばんになりました。カジュアルよりはきっかりめの服装に合いそうかな。制作日記は明日に続きます。