ハーダンガー刺繍。

 初めての刺繍に取り掛かりました! ハーダンガー刺繍というノルウェーの刺繍です。この刺繍に出逢ったのはこの本からでした。

すてきなハーダンガー刺しゅう

すてきなハーダンガー刺しゅう

 図書館の手芸本コーナーで偶然に見付けた一冊。見た瞬間に心奪われて魅入ってしまいました。レースのように繊細なこの模様が刺繍で仕上げられているなんて信じられない!という思いと、私もやってみたい!という気持ちが同時に沸き上がりました。早速、本といろいろなサイトさんでハーダンガー刺繍について勉強を始めました。
 まずは道具を揃えるところから。いつも使っている近所の手芸屋さんではハーダンガー刺繍用のどの一つも取り扱ってはいなかったので、刺繍業界(?)ではかなり有名な東京八重洲の「越前屋」さんに行ってきました。刺繍専門のお店なので、ハーダンガー用の布地も刺繍糸も豊富に揃っていました。あまりにもたくさんあってどれを選んでよいのかわからなくなったので、お店の方にこれからハーダンガー刺繍を始めたいので道具を揃えたいとご相談すると、一緒に選んでくださいました。絶対に必要な針とハサミと布と糸を買うことに。
 ハーダンガー刺繍用の布は織り目がきちんと揃っていないといけないので、かなり高額です。私が作りたいと思った作品に必要な麻地の布は1mあたり7000円くらいもしました(泣) 最初なので練習用の布も買いましたが、これもお安くはなかったです。私が最初に思っていたよりもハーダンガー刺繍は材料にお金はかかるみたいです。材料は揃ったので、あとはがんばるのみです。
 さて、始めてみようと思い立ちましたが、まったくの初心者なので右往左往。練習用の布で簡単なコースターを作ってみることにしました。
 でも、最初の最初からどうしていいのかわからなくなってしまい、おろおろ。そんなときにこの本が出版されました。
はじめてのハーダンガー刺繍―ステッチの写真解説つき

はじめてのハーダンガー刺繍―ステッチの写真解説つき

 最初の針の入れ方からわかりやすく解説されている、まさに初心者のための本! 刺繍糸の使い方、しつけ糸から始まってカットに至るまでの過程がわかりやすく書かれています。いろいとステッチの刺し方もたくさんの写真で解説されているので、わかりやすいです。わからないなりに自分で刺し始めたのですが、ちょっとどころじゃなくて間違っていました。この本にかじりつきながら刺しているのが現状です。
 恐る恐る差し始めたハーダンガー刺繍の今後はいかに…、明日に続く。