ハーダンガー刺繍 その2。

ハーダンガー刺繍に挑戦。ということで、なんとか刺し始めました。最初はおっかなびっくりに写真とにらめっこしながら、1針1針縫っていましたが、途中からは調子が出てするすると最初のステッチは完了。

 次はボタンホールステッチで廻りを縫います。このボタンホールステッチのやり方がしばらくわからなくて、最初のカーブを仕上げるのに30分近くかかっていました。写真だと右下の部分。かなり目がガタガタしていますが、これでも必死でした。ところが、ある時突然「ボタンホールステッチ」はその名のとおり「ボタンホール」のステッチだということに気が付きました。「ボタンホール」なら手縫いで何度か仕上げたこともあったのに、すっかり忘れていたんです。それを想い出したら「ボタンホールステッチ」のやり方も想い出して、それから先は着々と進めることができました。写真ではよくはわからないかもしれませんが、右上の部分になると目が揃っています。
 次はハーダンガー刺繍のポイントである織り糸を切る作業。ここで間違った糸を切ると全部がダメになってしまう注意しなければならない作業です。本当にびくびくして切っていましたが、意外に思い切りよく切った方が切り口が目立たなくなるみたいです。残した織り糸に刺繍していきます。やってみたかったループをかがってみました。綺麗な◇が揃ってないのがいまいちだけど、出来上がると感激です。
 最後は一番注意しなければならない布との切り離し。ここで刺繍糸を切ってしまうとかなり悲しいことになります。布の切り離しはすっごく注意しながらやったので45分はかけました…。
 というわけで、私の最初のハーダンガー作品が完成しました。縦横7?しかないので使うとしてもコースターにしかなりませんが、最初なので完成したのがうれしい! 一つ作ってみたところでの私のハーダンガー刺繍で大事と思うポイントは、綺麗に目を揃えることがすごく重要ということ。多くなったり少なくなったりすると綺麗に見えないです。糸のひく強さもしかり。これに気を付けて次の作品を作ろうと思います。
 おまけで余り布に一番やってみたかった、エーデルワイスというステッチを刺してみました(一番上の写真です)。難しい。なんとかカタチになったかなぁと思いますが、綺麗ではないです。これから練習して綺麗なステッチになっていけばいいなぁという最初の一歩として残しておきます。