アラン模様の耳あて付き帽子。
お友達へのプレゼント用に作った帽子。帽子はこれまで2,3日で編み上げることができていたので、簡単にできるだろうと思っていたのですが、本当にこの帽子はとっても苦労しました。まるまる1週間、これだけにかかりっきりで、やっと仕上げることができました。耳あて付きの帽子、単色でというご希望を頂いたので、それにあうようなデザインの帽子を探してようやくこのカタチになりました。
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![f:id:nanayana:20081206230958j:image:left f:id:nanayana:20081206230958j:image:left](http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/n/nanayana/20081206/20081206230958.jpg)
耳あて付きの帽子は編み込み模様のものが多かったので、単色でメリヤス編みだけにならないように仕上げようと思ったときに、アラン模様に挑戦してみようと思い立ちました。別の帽子のアラン模様の図案を参考にさせていただいて作り上げたので、サイズを合わせるのに一苦労でした。帽子で一番大切なのはサイズ。編み物の2,3センチは編むときの心持ちだけで、すぐに変わってしまうので、最初の大きさを決めるまでに3回ほどやりなおしました。
そこができがったら、アラン模様にとりかかったのですが、これがものすごく大変。ずっと図面とにらめっこしていないといけないし、編み違えたり目を落としてしまったりと、一段編むのにもかなりの時間を要しました。アラン模様にはずっと興味があったので、ゆくゆくはやってみたいと思っていたのですが、小ものでさえもこんなに大変なのに、セーターだったらどんなに時間がかかるのだろうと思うと気が遠くなるほどでした。
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苦労に苦労を重ねたアラン模様。苦労したわりには目がそろっていないので、なんとなく手編みの風合いといえば、聞こえはいいのですが、不器用さ加減が残る編み上がりになっています。帽子は上部の4分の1は一度編み上げてから、気に入らなかったのでほどいてもう一度編み直しました。まあるくしていくための減目が上手くできなくて、いびつなカタチになってしまったのもありますし、単純にサイズが大きくなりすぎてしまったというのもあります。
苦労してアラン模様部分ができあがったら、三つ編みとボンボンをプラスしました。これでずっとかわいくなったはず。耳あてが大きいデザインなので、耳どころかほっぺのあたりまでカバーしてくれそうです。見た目はちょっと…、ヘルメットっぽいところもあるのですが、あったかさは十分です。
編み直しを何度もしているので帽子2個分くらいは編んだ気持ちになりました。私はこのカタチあまり似合わないのですが、お友達には似合っていたので、とてもうれしかったです。