ハーダンガー刺繍のブックカバー その1。

一番たくさん作っていると思われるブックカバーです。今回はハーダンガー刺繍の小物として作ってみました。最初なので、すぐにできるものがいいかなぁと思って選んでみたのですが、思ったよりも時間がかかりました。刺繍はやっぱり一針一針丁寧に縫っていかないとダメなんですよね。



麻地に青の刺繍が落ち着いた雰囲気で素敵です。最初にまずこの大きな模様から刺すことに。サテンステッチは事前に練習していませんでした。ただ、刺すだけだろうと思っていたところがあったのです。でも、綺麗に刺すのは難しい。揃っているからこそ綺麗に見えるステッチなので、ちょっとでもずれると違和感があるんですね。数え間違えたりはせずに刺すことができましたが、奥深いなぁと思いました。中心のステッチは事前に練習したので、綺麗にできたかなぁと思います。大きな模様だけで3時間くらいは刺していましたが、楽しくて仕方なかったので、どんどん刺しました。
模様が終わるとあとは周りのステッチだけです。…なんて、思っていたのですが、この周りのステッチにすっごく時間がかかりました。直線ステッチだからといって侮れない。特に薄いブルーの直線のステッチ、ものすごく時間がかかっています。ハードカバーサイズのブックカバーなので、直線の長さが長いというのもあるのですが、かなりのステッチ数なんですよね。F1のモナコGPを見ながら刺していましたが、全然時間が足りませんでした。F1に見入ってしまうと手が止まっていたということもあるんですけど…。上下のステッチに達成感。
 あとはブックカバーとして仕立てます。明日に続きます。