◆てんやわんやのいろいろごちゃごちゃ。

バクーGP

 なんだったんだろう、最初から最後までいろいろありすぎて、私の中での混乱しているんだけど、最後まで目が離せなかったのは事実。
 スタート直後に、ボッタスとライコネンがぶつかって、その破片でリカルドもピットインすることになって、ベッテルがそれを切り抜けて2位になったのはよかったんだけど、そのあとのSC中にハミルトンに追突して、しかもそれに怒って、横からマシンごとこづいちゃって、10秒ペナルティ。ベッテルのこの大人げない態度は、わたしもダメだと思うなぁ。ペナルティに納得してないベッテルだったけど、追突したのはいいとしても、そのあとのこづきはだめだろ。意図的なものはダメだと思う。こんなときだからこそ、しっかり冷静でいてほしかった。赤旗中断後に再開されて、ハミルトンにいままでみたことないヘッドレストの不具合があったので、ピットインすることになって、順位ぐちゃぐちゃ。一時17位まで下がったリカルドがトップで、次がストロール! ボッタスだって周回遅れだったのに3位とか、どういうこと?! でもハミルトンベッテルの戦いとか、ボッタスが最後の最後でストロールを抜いたりとか、いろいろ面白かった。
 でも、バクーの市街地であったまりにくいソフトタイヤでのリスタートはかなり危険だなとは思ったよ。道幅狭いのに、リアが滑ったりしたらもうおしまいだもんね。来年はもうちょっとタイヤを考えてほしいかも。安全性の面でもっとできることがあると思うんだ。
 なんだかんだあったのに、ベッテルの方がハミルトンより前でフィニッシュしている不思議。お金でドライバーシート買ったとか言われていたストロールがしっかりと走り抜いて表彰台ってミラクル。まぁ、いろいろありすぎたよ。ベッテルのペナルティポイントについてはあんまり心配してないんだけど(次のGPが終われば2ポイントは回復するし)、エンジンについてはかなり心配。まだ、半分もきてないからなぁ。
 これから先、ハミルトン、ベッテルのライバル関係はもっといろいろ波乱を起こしそう。昨年のロズベルグ、ハミルトンよりは落ち着いてみていられるけど(チームが違うから)、でもまだまだ波乱がありそうだなとは思うよ。