◆最高の日。
ドイツGP
ニコ・ロズベルグにとっては最高の日だったのではないでしょうか。結婚して、契約更新して、サッカーもドイツ優勝で、自分もドイツで優勝。レース後のインタビューもかなりご機嫌な感じでした。
私もうきうきになりました。全然、全く、ちょっとだけしかテレビ画面に写りませんでしたが、それはギャップが築けているという証。最後の1周だけ映ればそれでいいんです。
現在のところ彼を脅かす唯一のライバル、ハミルトンは予選のクラッシュのために20番手スタート。さすがに、どんなことをしてもトップを脅かすことはないだろうと思っていました。でも、もう少しで2位というところまで来たというのにはびっくりでした。最後、7周くらいボッタスを必死で応援してしまった…。
今回はスタート直後のマッサのクラッシュに始まり、随所にバトルが見られて、すごく面白いレースでした。それは、ハミルトンとリカルドが後方にいたということもあるのですが、それ以外にもアロンソ、ライコネン、ベッテルの3台での戦いとか、アロンソとリカルドの後半の争いも見応えがありました。そして、最後の最後はボッタスとハミルトンのバトル。いつもどこかでバトルがあるというのは、F1を面白くしますね。
やっぱりワールドチャンピオンになったレーサー同志の戦いはみていて、どきどきもしますが、マシンをダメにするということがないので、純粋に楽しむことができます。ライコネンが2台のマシンに挟まれるようなシーンが2度ほどあったのは、さすがにタイトすぎるなとは思いましたが。ワールドチャンピオンでなくても、リカルドやボッタス、もちろん、ロズベルグの走りもチャンピオンたちに負けないような素晴らしいものだと思います。
すぐに今週末がハンガロリンクなので、このままの勢いでロズベルグに優勝してほしい。