◆肩すかし。

中国GP決勝。

 フリー走行の感じを見ているとフェラーリの調子がすごくよさそうだったので、今回はメルセデスは苦戦を強いられるかなと思っていたのですが、意外に意外、ロズベルグがあまりにも余裕で勝ってしまいました。
 予選方式が昨年バージョンに戻ったため、やっぱり最後の最後で盛り上がりました。Q1はやっぱりフェラーリが速くて、Q2ではロズベルグがスーパーソフトではなくて、ソフトタイヤでタイムを出してきました。このあたり、私はよくわかってなかったのですが、「予選Q3に進出したドライバーはQ2でそれぞれの最速タイムを記録した際に使用していたタイヤコンパウンドを履いてレースをスタートしなければならない」という規定があるようです。Q3ではライコネンがトップタイム、ロズベルグが0.5秒差で最終の計測に入りました。セクター1はよくなかったものの、セクター2、3ですごいタイムをたたき出して、ロズベルグがトップに。ベッテルライコネンはちょいちょいミスしたようで、タイム更新ならず、2位はリカルドという予選でした。今回、一番面白かったのは予選だったかも。
 タイヤ選択の違いもあることから、レースのスタートを楽しみにしていました。そして、結局のところスタートがすべてだったようにも思われます。ロズベルグのけりだしが悪くて、リカルドにトップを行かれたものの、後続のフェラーリ2台がぶつかってしまったために、早々にいなくなってしまい、リカルドもタイヤをバーストさせていなくなってしまったので、ロズベルグは悠々と走り続けるだけでトップだったというレースでした。結局37秒差まで開いてしまったので、レースとしては面白くなかったですね。
 でも、後続はSCやタイヤのコンパウンドの違いから、抜きつ抜かれつの攻防が随所で起こっていました。もうなにがなんだかわからないくらいに、ごちゃごちゃしてました。ベッテルがソフトタイヤで追い上げて2位になり、3位はクビアトでした。ベッテルとクビアトはレース後のインタビューのときまでも、スタート時のアクシデントについてディスカッション(?)していました。ベッテル側からすると、強引な割り込みだったということでクビアトを諭していましたし、クビアト側からするとチャンスがあったら狙わなきゃと若者っぽいコメントでした。レーシングインシデントだから仕方ないかなと思われるくらいのことでしたが、ライコネンが一番割を食いましたね。ベッテルも一番最初にキミに謝りに行っていましたし。
 バトンとアロンソマクラーレン勢も、もっと上に来てくれるかなと思っていたのですが、いまいちミディアムでのペースが上がらずにポイントならず。残念です。ハミルトンもスタートのときの接触でマシンバランスが悪くなり、後方からどこまであがってくるかなと思っていましたが、7位どまりでした。やっぱり接触するとまったく違ったマシンになってしまうんですね。
 ロズベルグが開幕3連勝。このままぶっちぎていってしまえ~! 今回はフェラーリとのガチレースを期待していたので、ものすごく肩すかしを食らった気分ではありましたが、でも、なんでもいい優勝することが大事なんです。毎回、これくらい退屈に優勝してくれたらうれしいけど、そうもいかないよね。とにかく、前半、がっつり行ってほしいです。