◆映像三昧。

 年末年始のお休みに見たもの。ジャケット編みながら見ているので、途中で止まったり、字幕を読み飛ばしていたりといろいろありましたが、それでも楽しくみることができました。

ライズ・オブ・シードラゴン 謎の鉄の爪 [Blu-ray]

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 判事ディーシリーズ。これは面白かった。さすがに製作費をケチらずに作ってあるので、細部まで凝った映像になっていました。ここはCGだろうなと思うところもたくさんあったのだけれど、それでも重力がないかのように、動き回る主人公たちは見ていてすかっとしました。見せ場もいくつかあるので、最後まで飽きずにどきどきできました。ディーが泳げないという欠点付だったのが、意外だったですけどね。
 これは普通に見ても楽しい作品だと思うので、もうちょっといろんな人に見ていただきたいなと思います。
游剣江湖(ゆうけんこうこ) DVD-BOX2

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 12月からちょっとづつ見ていた武狭ドラマ。なんだろう。後味がものすごく淋しい気持ちになる作品でした。最初の2巻までの展開がものすごく早くて、武侠モノにありがちな秘宝を探して、奥義を身に着ける、ボスと戦うまでがあっという間に終わってしまうんですよ。このストーリーだけで作品を持たせるのかと思っていたところが、最初で終わってしまってあっけにとられます。そのあと悪役2人目が現れますが、かなり小物感。そして、終盤はいい人だった楊牧が悪い人の限りを尽くして、主人公を追い詰めてくるという感じなのですが、これが中途半端で怖さの欠片もありません。なにが悪いのかというと、主人公がすぐに人を信じてしまうところだと思うんですよね。あんまり現実感がないので、応援する気持ちがおきません。
 恋愛面も最初から最後まで長く引っ張ったわりに、誰とも幸せにならないという最悪の結末なのです。愛について語るのはいいけど、もっとラブラブが見たいんだよ~! なんだか不幸続きのストーリーなので、後半はとくにジメジメしています。一番いい人なのは、謬大侠ですね。最初はヘンなヤツだと思っているのですが、かなりいい人で、主人公たちの後押しをしてくれたり、最後の最後まで尽くしてくれたり、よっぽどこちらを主人公にしていただいた方が好感がもてるんですけど!という感じでした。全体としてこのドラマはハズレに分類しておきます。
 『萍踪侠影』はレンタルのみのようなのですが、とりあえず最初の10巻を見ました。またもや、あまり主人公がイケメンではないのですが、調べたところ結構人気俳優さんみたいでした。あわわ・・・。家同志が敵の関係にある2人が恋に落ちるという感じなので、いろいろありそうですけど、この作品は主人公がはっきりと「愛している」を連呼するところがいい感じです。どっちつかずな作品を見た後だったので、はっきりしていることだけでも好感が持てます(笑) こちらは宝を探すストーリーなのですが、前半では宝のヒントも出てきていません。最大の敵もあのオネエ系キャラなんだろうし、わかりやすい展開で助かっています。早く後半が見れないかなぁ。主人公のお二人は実際にご夫婦関係にあられたらしく(このあと離婚されているようですが)、自然にラブラブで手を繋いだりしていい感じだ~! この調子で最後までハッピーエンドでお願いします。
 予告だけみたのですが、「月下の恋歌」って「新・笑傲江湖」なんですよね? 同じだよね? なんだかラブ史劇と謳われているだけあって、恋愛中心に予告が作られていて怖いくらいなんですけど…。しかも、レンタルも武侠モノになさそうなくらい人気があって、借りられまくっているのをみると複雑な気持ちに成さざるを得ない。どんな感じなのか、逆に気になってきた…。