モナコGP予選。

 F1の中でも特別なモナコGPが始まりました。モナコはチェッカー後の汽笛の音を聞くのがとても楽しみ。コースの見所もわかりやすいし、なんといってもオンボード映像でのガードレールとの距離感にヒヤヒヤします。サーキットよりもスピード感が視覚的にわかりやすいので、そこも魅力です。
 ということで予選もがっつり、Q1から見ました。このごろはQ3意外はさらっとみているのですが、今回はがっつり。Q1から思わぬ波乱も!
 今回、マクラーレンフェラーリが復調。さすがにヨーロッパラウンドにも入ったので反撃してくるだろうと思っていましたが、確実にスピードが出てきています。他にはウィリアムズも好調のようです。そんなマクラーレン:ハミルトン。いきなりQ3でスピンし、そのままアウトになってしまいました。かなり調子良さそうだったのですが、予選はやっぱり怖いですね。特にモナコはマシンへのヒットも多いですし、一瞬がすべてを変えてしまいます。トヨタモナコでは不調のようでした。
 Q2、なんといってもライコネンのスーパーラップ!目の覚めるような1発の速さで1位です。2位以下がひしめきあっている状況を考えるとライコネンのラップはすごかった。そして、バトンは低速コーナーのアンダーステアがひどいとの無線。タイムも伸び悩んでいました。ブラウン、モナコでは難しいのかなと思ったQ2でした。
 しかし、Q3。ライコネンのトップライムを更新してきたのは、バトンでした。しかもQ2よりも速い14秒台。どういうことですか…、燃料積んでいるほうが速いってもうよくわからないマシンです、ブラウンGP。Q2後の無線のアンダーステアとかどこいったのかと思うくらいのスピードでした。3番手はバリチェロ、4番手はベッテルモナコは予選の上位3位以内が優勝に近いと言われているので、ブラウンとフェラーリベッテルあたりまでが優勝争いをするのかなと思います。こうなるとスタートが見物。というわけで、予選、波乱もあったのですが、結果だけみるとまたもやブラウン:ジェンソン・バトンということで、まだまだどんどんこのまま行ってほしいところです。そして、ライコネン。復活のフェラーリのレース、楽しみです。