ガリレオ 最終回。

 木島先生との対決編。原子関係の難しいトリックになってしまったので、なにがどうでこうなってああなのか、ちょっとついていけませんでした。あの爆発物とかなんだったのかさっぱりです。木島先生が自分の楽しみのために作ったとしか思えないレッドマーキュリーを使った爆発装置。湯川に解かせるために作ったとしかいいようがないんですけど、最初からそのおつもりだったのでしょうか? 木島先生のプライドの高さとなんというかどこかで誰かに自分を止めてほしいという気持ちとが交錯するような装置でした。それならそれで、内海が縛り付けられている必要もなかったかなぁと思ったりもしたんですけど、ドラマとしてはこの設定の方が盛り上がりますし、最後の最後で勘に頼らないといけないところが「実に人間的」。第3の選択肢があるというのは面白いラストでした。
 最後まで二人の関係はそう進展することもなく、命の危険にさらされて助かったというのに、抱きしめるシーンさえなかった!『いけ!内海』と心で応援していたんだけど、二人の関係はそこまでいってなかったか…。映画までの持ち越しということなんでしょうか。