ガリレオ 第6話。

 モリサキレミを堀北真希ちゃんを演じるのが予告でわかったので楽しみにしてましたが、モリサキレミの出番はほとんどなかった。ちょっと拍子抜け。原作とはかなり設定も変わっていたので、謎解きは面白かったです。薫がレミだったというあたりなんてなんとなくシュールな気がしちゃいます。幼馴染の女の子の顔は忘れていて、会っても気付かないくらいなのに、『モリサキレミ』という名前には過剰に反応しているところあたり、人間の記憶って複雑。
 理論派な湯川と感情的な薫が対立して気まずい雰囲気が流れたあとに、お約束的にふたりで閉じ込められるというベタな展開もいい。しかも、ストーリーにあんまり関係ないあたりがますます、いい。水に浮かぶ文字のトリックが追加されていました。あれはオブラートと油性マジックがあれば実行できそうなので、ちょっとやってみたくなってしまいました。あのあたりがちょっとだけ科学っぽくて、それ以外はそうでもなかったので、やっぱりこのお話はガリレオとしてはちょっともの足りない感じがしてしまいました。