ブックカバー(秋冬用)。

母の日にブックカバーをプレゼントしたのですが、夏の間にすごく使い込んでくださって、もうクタクタになっていたので、秋冬用のブックカバーを作ってプレゼントしました。このブックカバーは文庫本サイズ変形の大きさなので、文庫本よりは縦が長くなっています。本に合わせて作ったジャストサイズのブックカバーです。ブックカバーはこれまでに3つほど作ったので、作り慣れてきたかな。ブックカバーは縦横の長さを測って作るとどんな大きさのものでも簡単にできてしまいます。本好きな方はいろんな本に合わせて作られてもいいかもしれないですね。

 今回はずっと気になっていた刺繍の図案があったので、その図案で刺してみました。表の生地は以前にバックを使った残りのこげ茶のチェックを使いました。チェック生地は模様を活かして刺繍を刺すことができるので、すごく便利です。ダブルクロスステッチは以前に刺したことがあったので、上手くできましたが、やってみたかったのはこのダイヤ柄の刺繍です。すごく難しいのかなぁと思っていましたが、図案どおりに刺したところ、思っていたよりも簡単、綺麗に刺すことができました。チェックのマスにちょっとしたアクセントになるので、この図案はこれからも活用できそうです。くるくると糸を巻き付けるので、思ったよりも糸はたくさん必要でした。ちょっとした刺繍は楽しいです。

 ちょっと工夫してみたのは内側の端。レースを両側に挟み込んでちょっとしたアクセントにしてみました。そんなに主張しすぎない控えめなレースなので、本を読むときにも邪魔にならないかなぁと思います。布の端にちょっとレースがついているとそれだけでうれしくなってしまうのは私だけかな。本の太さが多少変わっても使えるように挟み込むタイプの構造になっています。裏の生地はおうちで眠っていた生地を活用。なんだかちょっとゴージャスな薔薇です。
 ブックカバーにしては少し分厚くなってしまったのが気がかりでしたが、読むには困らないほどとのことだったで安心しました。これから秋冬はこのブックカバーをたくさん使ってくれるといいなぁと思います。刺繍が2時間くらいかかりましたが、ブックカバー本体の製作は1時間もかからずにできたので、お手軽です。