天下第一。
- 出版社/メーカー: パンド
- 発売日: 2006/03/03
- メディア: DVD
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明の隠密である4人と鉄胆神侯がメインなのですが、このストーリーには日本の柳生但馬守が出てくるんですよ!! しかも忍者!! 柳生の娘と恋仲になったり、最後まで影で暗躍していたりと出ずっぱりです。この柳生さんがすごくニセモノっぽい(笑) 裃らしきものを来ているのですが、「らしきもの」としか思えませんし、日本の剣術にはないような足技を使ってきたり、着物の両側が切れていて動きやすくなっていたりと、絶対に日本の武士にはあるまじき機敏さです。ストーリーとしては最終巻がびっくりするような展開でした。師匠でもあり、親代わりでもあった鉄胆神侯があんなふうに豹変しようとは。しかも、それが柳生の企みだったなんて!! かなり大きな伏線が敷いてあったにもかかわらず、それに気づけなかったは悔しいなぁ。
アクションはそれほどすごいということはないかもしれませんが、楽しませてくれますし、いろんな武侠モノに出てきた大技がところどころに出てきて面白いです。「吸星大法」はもう反則だろうというような技になってますし。コメディ部分が面白くて、笑いあり、シリアスありで楽しめます。そのメリハリがいい塩梅です。