サプリ。

 月9なんてかなり久々に観た。サプリはなかなかツボにはまって面白い。年下の彼というのもかなり楽しそうな気がしてきた。初々しさがかわいくて、それでいてときに男らしくて、なんとなく気が許せる気がする。特に仕事がんばりすぎな女性から見るといい感じにチカラが抜けてて、そこがほっとしたりもする。ガチガチに完璧な彼女とか求められたら、辛くなっちゃう一方だけど、自然体でいても笑っていられそうだから。年下ってなんとなくパワーをくれたりもするし、こっちが不安になってしまうくらいに不安定だったりもする。でも、閉塞してしまった毎日に風穴を開けてくれる存在ではある。それがサプリということなのかどうかはわからないけど、ちょっと綺麗になれる気はする。恋はすべて女性にとってサプリだと思うけれど。
 亀梨くんがかわいい。同い年との恋愛ではなくて、年上との恋だからこそムリしてたり大人ぶってたりするのがいいなと思う。意外に恋には鋭いしね。どうしてそんなにまっすぐでバカなんだろうと思ってしまうときもあるけど、それがたまらなく羨ましかったりもする。素直に喜べたり、素直に好きなもの好きと言えたりするのって、年とともにどんどんできなくなってくるから、すごく輝いてみえる。ほんとは何歳になったって「好き」なものは「好き」と言えばいいし、わがままだっていっぱい言えばいいんだろうけど、孤独なプライドが邪魔をするから不自然になる。不器用だ。……かわいくない。
 これからどう展開するのかゆるりと楽しみたい。カトゥーンのオープニングテーマがとてもお気に入り。好きすぎるので発売されたら買ってしまうかもしれない。その最初の歌詞がハートをぎゅっとさせる。「好きになっていいかな」の「かな」がポイント。問いかけなのにすでに答えが出ているし、こっちに振ってこないでと思うようなずるさも感じられる。そういうのは年下の男性だからこそ使えるかわいい武器の一種だと思う。そんなふうに聞かれたら、イチコロで転ぶ。かわいすぎて。わたしも使いたかった。いまさらながら使ってみる?!