イタリアGP決勝。 

 すっかりF1も私の日常の一部となりつつある今日この頃。GP開催前日と後日はチームからのコメントを読むのも楽しみになってしまいました。
 今回のモンツァはすごかったよ!すごすぎだよ!フェラーリ!!もう最終スティントがあんなことになって、やっぱりいつもどおり赤いフェラーリが2台トップを走ってるなんて、中盤まで考えもしなかったので、ほんとフェラーリの圧倒的な速さには驚嘆するばかりです。結果だけ聴くとバリチェロのポール トゥ ウィン、なので、平穏なレースを想像するかもしれませんが、まったく違ってました。ミハエルも最初の一周でスピンして最後尾まで落ちていたのに、最後は2位ですよ。2位。フェラーリの2台は一時期、2台とも10番以降にいたにも係わらず、結果としては1−2フィニッシュ。もう、フェラーリマジックに呆気にとられて、うひょーと叫んでしまいました。バリチェロが残り20周くらいのときのピットインの時間がほんと短かったので、もう1度給油に入らなければならないようだというお話を解説の方がされていたときは、「なにを考えてるんだろう?」って思っていたのですが、フェラーリの作戦、どんぴしゃり! 最後の給油終えて、出てきたのは琢磨さんの前ではなくて、トップの位置。「まじすか。」ミハエルの4ピット作戦のときも、恐れ入りましたと思ったのですが、今回のバリチェロにも恐れ入りました。こんな作戦できるのは、フェラーリのこの2人とこのチームしかありません。今年のフェラーリに死角なしだなと痛感しました。表彰台でものすっごくうれしそうなバリチェロの姿が印象的でした。
 そして、佐藤琢磨さんも4位でした。バトンも3位だったので、チーム得点はルノーを抜いて2位になりました!やったね!!琢磨さんはあまり今回も映像には映らなかった(泣)のですが、確実に走りぬいて4位です。解説の方がちらちらと琢磨さんのラップや状況について、お話ししてくれるのとちらっと画面に映るのを確認するだけでした。ずっと5位だったので、アロンソがスピンしたときに、申し訳ないことに「やったー」と言ってしまいました…。すみません。ほんと琢磨さんにはちょっとでも前に行ってほしかったので、ついつい…です。ルノーアロンソはトップ争いに絡んできて、さすがルノーと思わせるのですが、このごろトゥルーリは元気ないですね。ルノーから出るのが決まっているからなのか、噂どおりチームと上手くいってないからなのか…。BARとするとポイントとしてトゥルーリが元気ないのは、有り難いのかもだけど、前半のやんちゃな走りをする彼がまた見たかったりします。次回は初開催の上海。どんなレースになるのか楽しみです。