スケートアメリカ。

 浅田真央さんの初戦は200点越えで優勝でした。
 ショートプログラムは3Aが両足着氷になったものの、そのあとのジャンプ、スピンステップととても優雅で美しい滑りを見せてくれました。スケートアメリカの後に、手直しするということなので、ステップの部分とかきっと変わっていくのかなぁと思っています。私としては、できるかどうかわかりませんが、後半にジャンプを2つ持ってくる構成にしてみたらどうかと個人的には思っているのですが。
 フリーは直前の6分間練習があまりにも素敵すぎて、わくわくしすぎたため、しっかりまとめられたプログラムだったにも関わらず、申し訳ないことに物足りなさを感じてしまいました…。真央さん、すみません。6分間練習で見た3F-3Loとか2A-3Tがあまりにも綺麗だったから、期待がどんどん膨らんでしまったんです。冒頭の3Aは成功するような飛び出しだったと思うのですが、着氷で転倒してしまいました。そのためか、このあとのプログラムは3−3が3−2に変更され、2A-2Tになってしまったので、セカンド3回転が大好きな私にとっては、ちょっと淋しい感じになってしまいました。
 真央さんが言っていたように初戦なので、課題もいいところもたくさん見つかったと思います。最初から全部入りを求めるなんて、欲張りすぎなファンだったかもしれません。NHK杯は思い切っていくとのことなので、完成版のフリーが見られることを本当に期待しています。フリーで笑顔が見られなかったのが残念。ラフマニノフと真央さんは合っていますね。勝負をかける感じがひしひしと伝わります。