◆開幕、ベッテルマジック。
オーストラリアGP決勝
2018シーズンのF1が開幕! 予選を見忘れてしまったのだけど、どうもハミルトンがめっちゃ速いらしい。0.5の差ってそれはかなりでかいよな。これが実力差になってしまわないようにフェラーリの奮起に期待するばかり。
レースは波乱なく始まりました。抜きにくいコースということもあって、オーバーテイクはそこそこしかありませんでしたが、ハースがなにやらやってくれました。まさか、2台とものタイヤ交換に失敗するなんて! だいたい1台でも、とんでもないことなのに、2台続けてって…。ピット作業クルー、全員差し替えになっても文句は言えないレベルというか。ハースがレッドブルに対して、ものすごくいい走りとポジションをキープしていたところだったので、それもこの失敗によって全部なくなってしまいましたしね。
だけど、ベッテルにとっては完璧なタイミングでのCSとなりました。バーチャルSCでしたが、ピット作業のロスをまったくなくしてしまったので、なんだかマジックみたいなのですが、3位から1位にひょいっと上がってしまったわけなんですよ。もう、これがベッテルのベッテル的なところというか、これまでも何度か見てきたのですが、やっぱり運をもっている人はいるんだなぁって思ってしまうわけです。ベッテルだから起こることであって、キミには起こらないという、不思議さ。そのあと、ハミルトンのプッシュもあったわけなのですが、最後はタイヤへの影響もあってハミルトンとの差も十分にありました。なんだか、不思議な展開での勝利! 昨年も開幕勝利から始まったのですが、今年はなんだか勝ったけど、運だったというような勝ち方でしたが、まぁ、いい。なんといっても結果なんですから。
キミも後半燃料セーブのために、リカルドに再三にわたって攻められてましたが、しっかりポジションキープして3位でした。ダブル表彰台はいいね! まだ初戦だからわからないけど、メルセデスが強そうなことと、レッドブル以下が結構混戦そうな気がしています。そして、ホンダ…。もう少し奮起してくれてもいいのでは。アロンソに「今年は戦える」なんてコメント出されると悲しすぎるじゃん。
フェラーリの今年は最後まで楽しく応援できる年にしてほしいです(ハミルトンとメルセデスの独走にならないように)。