◆Xファイル2016。

 めちゃくちゃはまっていたドラマ、Xファイルの新シーズンを見ました。
 ミニシーズンなので6話だけなのですが、Xファイルにわくわくした気持ちをまた取り戻してくれるような6話でした。主人公の二人ともさすがに年齢は重ねていましたが、モルダーのアクションシーンもあったし、見せ場はたくさんでした。
 ツタヤディスカスさんで、動画配信をレンタルに先駆けてしてくれており、しかも、動画ポイントまでつけてくれたので、6話とも高画質でするするとみることができました。これがレンタルだったら、「借りられてる!」ということもあるのですが、動画だから安心。結構、便利なシステムですね。
 いろいろ私が気になったところは次の点。

  • モルダーとスカリーは別れているが、心はつながっている。

 同居はやめたみたいです。モルダーが変人ぶりを発揮しすぎて、スカリーの手に負えなくなったに違いない(そういう内容の会話もあったし)。そして、2話であっさりとFBIに復帰しています。どういう組織なんだ。そんなに簡単に出たり入ったりできるとは思わないけど。

  • スキナーがいまだに副長官

 こんなに時間が経ったのに、スキナーは昇格も降格もしておらず、相変わらずの副長官。できる人なのかできない人なのかわからない(笑) そして、Xファイルのあった地下室が、そのままにされているという不思議。

  • ウィリアムは二人の子供

 スカリーの子供の父はあんまりはっきりしていなかったと思うのですが、あっさりと二人の子供だということになっています。え、そうなの?!もっと早く言ってよ! そして、結構、重要な役どころになってきそうです。異星人のDNAを持つ子供。

 6話中、異星人絡みが1話、2話、6話です。いままでと違っているのは、人類に異星人のDNAが混入しているということを中心においているところ。誘拐とか実験とかも絡んではいますが、すでに異星人と地球人のハイブリッドがいるというところから始まっていたりします。最終話ではパンデミックも引き起こされていますし、このままハイブリッド化が進んでいいのか悪いのか。
 3話、4話、5話はいつものXファイル。トカゲ男だとか、粘土でできた男が動くとか、植物人間状態の人と話すとか、いつもな感じ。トカゲ男の回が意外にぶっとんでいて面白かったです。スカリーが普段見せないような大胆な行動をとったりして。
 5話で出てきた若手2人はこの後もでてきそうですね。モルスカの若手版という感じで、新しい風が入ってくるのはドラマにもいいことだと思います。オープニングも変わっていなくて、ところどころに懐かしい映像もあったりして、Xファイルらしさがたくさんありました。ただ、おなじような男女2人組が主人公の「BONES」と比べると明るくない、とにかく陰謀が激しすぎて、全体的に暗くて悩みがちなところが、万人受けしないところなのかもしれません。モルダーが変人すぎるのも(笑) もうちょっと周りの登場人物に魅力的な人がいるといいなと思っていたので、今回の若手2人組は面白そうではあります。次の11シーズンも製作されそうなので、なるべく早く頼みます!