◆山賊の娘と鎮主の息子。
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2005/11/16
- メディア: DVD
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武侠ドラマが好きな方のブログで高評価だったので、借りてみました。意外に普通にストーリーが進みます。基本的には3つのところの4人が絡む展開。和平鎮のいいところの坊ちゃん、断仇谷の副将、山賊の頭の娘、詐欺を働いてきた美人の娘。同じ人を好きになったりもするんだけど、最後はちゃんと2人、2人でいい感じにはなります。ただ、最後の最後で別れてしまうという辛い展開なんですけどね。
なにか突拍子もない出来事が起こるわけではなく、日々の諍いごとを解決しているのが大半です。最後だけ皇帝暗殺計画と宝探しが絡んできますが、ほんとにちょっとだけなので、もっとここを大きく取り上げたら面白くなったんじゃないかなぁと思ってみていました。
副将だけがいい感じでした。あとは、ちょっとずつ何かひっかかりがあるというか。詐欺を働く娘の母親が一番、見ていてイライラする存在でした。
最近の作品を見てしまうと、ちょっともの足りないなと思えてしまいました。やっぱり突拍子もなさとか、超絶技とか、トキメキとか求めてしまうものなんですよね。だからといって、ラブ・ファンタジーを期待しているわけでもないので、難しいところなんですけど。
3月からのチャンネルNECOは「古剣奇譚 〜久遠の愛〜」を放送するようです。これは武侠モノなんだろうか?と疑問符がついたんですが、とりあえず、最初は見てみることにします。あんまりラブストーリーの方に重心が行き過ぎていないといいんだけど。う~ん。どちらかというと「水滸伝」か「項羽と劉邦」を見たほうがいいのかなぁ?