◆時の罠。

 このブログの右下にちょっとだけ、ブクログの本棚を置いている。私が読んだ一般書の感想を置いておく棚である。こだわりはなかったのだが、児童書はなぜかブログ本文に挿入されることになってしまった。
 最近新しく本を読んでいないので、追加されるのは少し先になるだろうが、それでも、ちょこちょこ更新していきたいと思っている。
 本にしても漫画にしても、読後はほんとうにいろんな感情が巻き起こってきて、なんだか饒舌になるのだが、少し経つとすっかり忘れてしまって、おおまかなあらすじしかわからなくなる。本当に感情というものは、一時のものだと感じざるを得ない。だからこそ、書きとめようとして、こうやってブログやブクログやいろんなところに残そうとするのだ。自分の文章というのは不思議なもので、ずっと後に読んだとしても、意外に追体験が可能になっている。
 ちょっとしたしおりのようなものだ。
 だから、たくさん挟んで、いろんな記憶を思い起こしたい。