◆陰謀説。

イタリアGP決勝。

 なんだか最近、ニコ・ロズベルグが悪役になってしまっているようで、心配な私。どちらかというとハミルトンがかなり積極的に働きかけていて、ロズベルグはそれに応じているカタチだと思っていたのだけれど、前回の接触ですっかりロズベルグ悪人説になってしまって、しかも、今回、2度も同じところでミスしたことによって、ますます陰謀説になってしまった。
 そんなことあるのかなぁ?って思うようなことだけれど、ロズベルグのプレッシャーはかなり大きいものだったに違いない。ハミルトンが速かったのは確かだし、今回は普通にやっていても負けていたのかなと思ったりしたけど、だからといってニコが戦いから逃げたりするような人じゃないってことは、前回の戦いを見ていてもわかっていると思う。
 表彰台のインタビューで「チームメイトだ」とハミルトンは言っていたけれど、まぁ、それなりに関係は改善したんじゃないかと思う。ライバルなんだから、必要以上に仲良くする必要はないだろうし、適度の緊張感はいいことだと思うしね。これからも、バシバシ戦っていってくれたら、それで見どころが増えるのだから、トップ争いをしながら、でも、結果としてはロズベルグにがんばってほしいなと思いつつこれからもみようと思う。
 とにかく、今回はメルセデスが速すぎた。他の誰もついてこれない感じだったよね。