King 12月31日公演

 今年も年末のコンサートに参加してきました〜。昨年の失敗から学んで、ちょっとだけ早めに到着。しかも、久々にアリーナ! 後楽園の方から入場するのも久々だよ。荷物チェックも2回あるし。今回のアリーナは「K」という文字をかたどった花道が張り巡らされているため、はっきり言ってどこが自分たちの席なのかさっぱりわからなくなるような区分わけでした。きっとカウントダウンに入場した方々も迷子になったに違いないよ…。私の席は花道の真横だったので、結果的にものすっごくよく見えたのですが、席にたどり着くまではそこがいい席なのかどうかわかりませんでした。ひさびさに間近でお二人を見られたので、うれしかった〜。あまり反応を示さない私でさえも、近づいてくると手を振ってしまった(回りの方は声も出していたが小心者なのでそこまではできなかった)。席がわからなくて、係員の方2名に訪ねてようやく着席しました。
 以下、長くなるので折りたたみます
 ステージはスクリーンの上にもくもくと雲をかたどったものがどかんとついていました。あとは意外にシンプル。映像はいままで以上に解像度が上がっていたような気がしました。ハイビジョンなのかなぁ。
 オープニングはその雲の部分に雷が光って、龍が飛んで幻想的な雰囲気に。結構長めに感じました。正面から光に包まれた装置が登場し、なんだかタイムトラベルできる某FS映画のようだなぁと思ったのですが、それが立ち上がるとkinkiのお二人が「K」の文字をかたどったゴンドラに乗ってました! しかもその時計の文字盤を回転するという演出。『Time』に合わせた演出だったのですが、お二人とも足元が揺れるのか、Kの縦の棒になっているあたりに身体を寄せていて、どちらかというと右側サイドにいた私からは光一さんが全く見えませんでした。でも、剛さんははっきり見えた。ビジョンで確認できるからいいのですが、でも、光一さんもみたかったなぁ。
 その観覧車を下りると花道を通ってバックステージへ。ちらっと近くを通ったけど、ちらっとだったよ! バックステージは後方になってしまうので、私からは背中しか確認できず…(泣)お二人のダンスがすごく見たかったのに、意外にバックステージで踊ることが多くて、あまり見れなかった(泣)『lOve in the φ』と『Bonnie Butterfry』を踊ってました。結構、がんばって背伸びして双眼鏡で見たのですが、ちらっとしか見えない。DVDになったら、じっくり見たい。これで見れなかったらかなり悲しいです。『Night + Flight』では花道を通っていったので、きゃーっと心の中で叫びました。剛くんが2メートルくらいのところを過ぎていきました。きらきらしてた(笑)
 メインステージに戻って、予期せぬMC。前の曲で使っていた台車みたいなものがあったのですが、剛くんの方がうまく動かなかったようで、「滑車にまんじゅうが5、6個ひっかかって」と言っていました。こういうハプニングも含めて思い出になるということで、今年最後の思い出がまんじゅうなのはどうかとか、まんじゅうを持ってくるような年のお客さんだとか、意外に予期せぬMCだったわりにはしゃべっちゃってました。冬らしい曲でということで『Harmony of December』 曲の終わりにものすっごく高いところから、羽根のようなものが舞い降りていました。前の方だったけど。アンプラグドバージョンで『Family〜ひとつになること』 この曲は今年になってから聞くと、また全然気持ちの入り方がちがってしまっていて、誰かがそばにいることの安心感とか温かさみたいなものを全部伝えている曲じゃないかなぁと思ったりしていました。ピアノだけのバージョンだとお二人の声がとても響いてきます。
 『ヒマラヤ・ブルー』バックの映像がヒマラヤではなくて森っぽい感じだった。『きみとぼくのなかで』一番期待していた曲だったのですが、私が想像していたお客さんのノリではなかったので、ちょっともったいなかったかなって。両手を左右に振ってみんなで盛り上がれたらよかったのかなと思ったのだけれど。この曲が持っているあったかさが伝わってきた。ドリカム2曲続けて。『願う以上のこと 祈る以上のこと』ダンスがかわいいな。やっぱり。『ね、がんばるよ。』花道を通っていった。剛くん。この曲がシングルになったときは、あんまり思わなかったんだけど、こうやって2曲続けてくると、優しさとか真摯な気持ちとかがあらわれていて、なんだかkinkiのまた違った良さが出てくる曲だなぁと思った。バックステージなのでよくは見えなかったけど『永遠のBLOODS』なんだか久しぶり。そしてムービングステージで『スワンソング』。間奏終わりのあのきゃーな振付のところはあんまりよくみえなくて、残念。向かい合って歌うところも、見つめ合うでもなく、いい距離感を保っていたので、きゃーってほどにはなからなかった。もったいない(笑)
 そして、最初で最後のMC

  • 3階の人ははっきり見えるが近くの人は良く見えないという光一さん。ハイパーおじいちゃんと剛さんに命名される。
  • ちょっと前の東京ドーム初日の話をしようとする光一さん。初日は昨日だと剛さんに突っこみをうける。
  • 東京ドームはあたたかい。大阪ドームは寒かった。大阪ドームの方がやせている人が多かったから??
  • ツアーグッズのパーカーがあったかいので、剛さんが着ている。光一さんの分もとってきてもらって、着てみた。なかなか着ることができずにもそもそ。やっと着ることができて、パーカーのフードをかぶって、ひもを締めたため、鼻と口しか見えない状態に。そのあと剛さんが右目だけを出すようにいい、めちゃうけていた。しばらくしてから、そのパーカーは光一さんのものではなく、スタッフさんが着ていたものを脱いでくれたらしく、ポケットから黒い手袋が出てきた。
  • ちょっとだけついてない話を2,3個。剛さんはトイレの洗面所の自動で水がでる蛇口からいくらやっても水がでなかったらしい。光一さんはホテルの部屋に不具合があったり、仕事でいったロスのときに、飛行機に乗ろうとしたら別室でボディチェックとかばんチェックがあったのだが、ボディーチェックは肩をたたかれただけだったとか。ちょっとついていない運をふたりで押し付け合っていた。
  • カウントダウンのリハーサル。東山さんと一緒にやるナンバーで、リハ室にすでに東山さんが入っていた。少年隊のお二人が打ち合わせをしてからリハに行ったが、東山さんは打ち合わせどおりにはしてくれなくて、植草さんが自分の方が間違ったと思われると言っていた。長瀬さんと植草さんが釣りの話(ヘラブナ釣り)を延々としていたが、用語がわからず、光一さんがF1の話をしているときのみんなの気持ちがようやくわかったようだった。
  • 光一さんがつよしさんを「しおつ」と呼ぶがCO2にしか聞こえず、なぜ二酸化炭素なのか、客席は疑問符の嵐だった。
  • Mステの裏話。エグザイルのみなさんが白いジャージで廊下を歩いているところを待っていた剛さん。光一さんが一瞬その行列にまじって、すぐに出てきた。一瞬エグザイルだった。でも、こんなに白いメンバーはいない。

 とても難しい曲ということで、レコーディングのときにサビの入り方にとまどった『いのちの最後のひとしずく』と男同士の関係を表している『危険な関係』『全部だきしめて』全部抱きしめてでようやく立ち上がりました。『もっと もっと』は盛り上がり方が難しい曲だなぁ。もっと会場が熱くなってきてからだと、飛び跳ねたりするんだろうか。でも、今のkinkiファンはそんな雰囲気でもなさそうな気がする。『同窓会』はステージ脇の方に来てくれたので、比較的よく見えました。
 ダンスでつないで衣装替え。赤い衣装。これが一番好きな衣装。特に剛さんの襟とベレー帽。『破滅的Passion』と『2nd Movement』はほんとに盛り上がったし、これからもやってほしいナンバー。ビックバンドっぽい感じで『Destination』と『99%LIBERTY』これもよかった! ギターとかベースとかとっても楽しげな感じ!! 光一さんがうさみみつけてくれたので、それで会場大盛り上がり! あれを見れたことが昨年最大のラッキーだったと思う(笑) 一転して、しっとりと『僕が生まれた日』これは花道の中央で歌ってくれたので、よく見えました。最後の最後までよく見えてよかったです。
 アンコールに応えるのは早めで! 両側から飛行船登場。『ラジコン』と『ボクの背中には羽根がある』 3階席のみんなは良く見えたのかもしれないなぁ。すごくペンライトが揺れてた。アリーナは見上げすぎて首が痛くなった(笑) ムービングステージで『硝子の少年』鉄板です。中央付近で止まって『変わったかたちの石』 初めて曲を聴きました。味わいがある。ゆっくり聞きたい曲かもしれない。
 みんなの紹介があって、最後の最後に金テープを「宝じゃ〜!!」とわしゃわしゃする光一さん。後輩たちもそれに付き合わされるはめに。名前を逆から読んだりしてややこしくなったりした。「ForYou」は衣装が黒と金だったことから「黒と金」と名付けられたりした。意外にあっさり終了。
 今年はMCが短くて、その分たくさん歌ってくれた気がしました。昨年はもっと歌が聴きたいなぁと思ってしまったので、今年は満足した〜。二人の声が聴けて、それだけですごく楽しい時間でした。個人的に楽しみにしていた曲の演出は思っていたよりも、すごくよかったので、期待が大きかった分、今回のコンサートはぐっとくるものだったです。まぁ。花道横だったので、よく見えたからかもしれないのですが、随所で熱唱しているお二人を見ることができて幸せでした。アンコールの間は光一さんがずっと花道中央にいてくれたので、暗転のときに着替えたり、水をのんだりしているのもなんとなく確認できたりしました。アリーナってやっぱりいいなぁ。余韻に浸れるコンサートでした!! ありがとうございました!!