世界選手権 男子ショート。

 リアルタイムで見ることができなかったので、上位選手のみ拝見しました。
 パトリック・チャンは冒頭の4−3がうひゃあ!と思うくらい見事に決まって、そのあともその勢いで滑りきりました。とんでもない93点!!が出て、放心状態。この瞬間、パトリック・チャンの優勝決定だなと思ってしまった。フリーを見なくても結果がわかってしまうような展開になって、悲しいような複雑な気分。
 日本の3人はそれぞれになにか重さを感じる演技でした。氷の上ですぅーっと流れるようなそんな感覚がなくて、ちょっとづつ緊張感を感じたり、後半の動きの重さを感じたりしました。そこが点数に出ているのかなとも思います。織田さんの演技は4回転はステップアウトでしたが、そのあとのコンビネーションで取り戻せていましたし、3Aの着氷が本当に綺麗だったので、2位という結果はそうなんだろうなと思いました。ステップとスピンがちょっと惜しかったなぁ。細かくスピンなどのレベル取りこぼしがあるので、パトリックとの点差が離れてしまったこともあるのかもしれません。
 恐るべしパトリック・チャン。まさか世界選手権でこれほどの演技をするとは思ってなかったです。