のだめカンタービレ後編。

のだめカンタービレ 最終楽章 後編 スタンダード・エディション [DVD]

　いまごろやっと見れました。前編は千秋先輩8：のだめ2くらいの演奏だったように思います。後編ではのだめのピアノが十分に聴けました。のだめの感情の起伏がかなり振れ幅が大きくて、落ち込んだり、上昇して舞い上がったり、かなりのアップダウンでジェットコースターみたい。でも、最初のテレビシリーズのときには、のだめと千秋先輩のらぶらぶなんて想像もできなかったのに、パリ編ではキスをしても冗談かとは思わないほどに、二人の距離は縮まっているし、のだめもオトナになっていました。
　ミルヒーとのコンチェルトが最大の見せ場なのですが、のだめの表情が明るくなくて、でも、どんどん演奏にのめりこんでいって、最後にはやり遂げた！という満足感でいっぱいになります。のだめには楽しく演奏してほしいと思ってしまうので、暗い表情ののだめを見ているとわたしも辛くなります。漫画版では千秋先輩とのコンチェルトシーンは描かれなかったのですが、映画版ではちょこっとだけその姿が映し出されていて、ちょっとそれがうれしかったです。これで終わりなのが、ちょっと淋しいけれど、これ以上千秋先輩とラブラブになっていかれても、のだめらしくないと思ってしまうので、いいんじゃないかなぁ。
　このドラマや漫画に出会えてクラシックに興味を持ち、いくつかの演奏を聴きに行ったりもしました。ラフマニノフはものすごく好きになったので、いつか生で演奏を聴いてみたい。
　のだめとお揃いで買ったカーディガンはやっぱりかわいい！　そしてチェックのボタンダウンのシャツがかわいかったので、今年買おう！と決めました（笑）