◆展覧会の絵。
NHKで放送された「世界に響け 僕の音色〜ピアニスト・辻井伸行21歳の挑戦」を見ました。組曲「展覧会の絵」への挑戦。自分の中のイメージ、風景がしっかり固まらないうちはピアノの演奏もどんどん変わっていくし、気持ちも1つの方向には進まないものです。ピアノを弾くということが自分のすべてをさらけ出すことであり、そこにどんな想いを表現するかによって、すべてが変わってしまいます。ラストに流れた「キエフの大きな門」には拡がりと開放感と自由が感じられました。とても清々しい音。これが辻井さんが描いた世界なのだと、それが伝わってきました。
「展覧会の絵」というと私が音源として持っているのはこれ。
- アーティスト: オムニバス(クラシック),ファスベンダー(ブリギッテ),ヴィシネフスカヤ(ガリーナ),マスレンニコフ(アレクセイ),ギャウロフ(ニコライ),ジュリーニ(カルロ・マリア),シカゴ交響楽団,ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団,ロシア・ナショナル管弦楽団,ウィーン国立歌劇場管弦楽団,リヒテル(スビャトスラフ)
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2005/03/23
- メディア: CD
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ピアニストが描く世界はこんなにも広くて色鮮やかで驚かされます。私の中の見えなかった世界も引き出してくれそう。