バーレーンGP決勝。

 今年のF1始まりました! なんだか訳が分からないで過ぎた半分。残りの半分はレースとして楽しみました。予選セッションを見ていて、どうみてもフェラーリレッドブルの調子がいいことはわかっていたので、結果も納得。4強と言われていますが、マクラーレンメルセデスは今一歩足りないというような状況だったです。次はどうなるかわかりませんけどね。
 24台スタートはものすごい迫力。1コーナーはウェーバーは白煙を上げていて、その中でスーティルクビサがスピン。アロンソが奇数列飛び込みでマッサを交わして2位に。スタートはまぁドラマがあったわけなのですが、それからはオーバーテイクもなければ、給油のためのピットインもないということで、かなり見所がなかったように思います。給油禁止はピット戦略がなくなることなので、ロスタイムの計算とかしなくてよくなっちゃったし、今回みたいにみんなが同じようなタイミングでタイヤ履き替えすると、ほんと楽しみはどこへ?と行った感じ。
 順調に走っていたトップのベッテルにエキゾースト割れが起こって、どうなるんだろうと身を乗り出したところからはレースらしい感じがしました。メルセデスのロズベルクがベッテルを越せなかったのはセクター2で差を開けられてしまうためだったとは思いますが、このあたりやっぱりメルセデスの戦闘能力が今一歩なんだなと思わせました。ミハエル・シューマッハは後半バトン、ウェーバーとの接近戦。かなり苦しそうな走りではありましたが、ミスなくポジションを守りきったところは、さすがシューミー。これからどんどん調子を上げてきそうです。フェラーリの1-2とハミルトン、ベッテルという顔ぶれは想像通りといったところ。フェラーリアロンソはかなり手強そう。
 前半は見慣れないマシン、見慣れない名前に戸惑いを隠せませんでした。ちゃんと予習してありましたが、名前が略語で出ることに気が付かず、もう誰がだれなんだか? 「PET」がペトロフだとわかるのにしばし時間を要しました。略語表記の一覧を作っておかなきゃ。慌てて買ったF1マガジンを片手に、このカラーリングはどこのチーム、マーカーがついているからえっと?誰? っと言った具合でした。それになんだか国際映像の周回表記が減っていく方法じゃなくて増えて行く方法になっているし、名前がちっちゃくて見えにくいし、なんだか慣れないうえに慣れないことを重ねた感じでした。名前の表示は大きくしてほしいのですが、国際映像だし、日本で愚痴ってもどうにもならないのかなぁ、どうにかしてほしい! 解説のみなさんのタイヤの種類の言い方も今年から変わったらしく「プライム」と「オプション」になってた! なにがなんだかわからな〜い。「プライム」=「ハード」、「オプション」=「ソフト」なんだとわかったのはレース後。いろんな言い方があるんだなぁ。
 ということで、開幕1線目はいろんなことに慣れずにわたわたと過ぎました。ただ、オーバーテイクないレースは退屈。バーレーンでこれだったら、バレンシアとかどうなるんだと思ってしまいます。