KinKi youコンサート 大阪30日。

 お2人と会場のみなさんと大阪と30日だということに助けられて、私のテンションも徐々にアップして、Wアンコールではっちゃけて、ものすごく楽しいコンサートでした!! 本当に楽しかった!! 以下、ネタバレだらけで語ります。
 会場にぎりぎりで入ったため、どきどきする間もなく開演。テンションが上がる前に始まってしまった! 今回はアリーナの真ん中あたりでしたが、思ったよりもよく見えました。右も左も同じくらいの距離なので、移動ステージはどっちをみよう?あっち?そっち?どっち?みたいな状況になっていました。そして、アリーナの人はバックステージにお二人が移動すると後ろを向くのだということを知りました。移動ステージとともに、順番に後ろを向いていくというような。アリーナ難しい! でも、楽しい! お二人の背中だけをじっと見つめている曲が何曲かあるだなんて、思ってもみない楽しみがありました。衣装の細かいところを双眼鏡で観察してしまった。そして、そんなアリーナの人が後ろを向いたときに見るためのビジョンも設置されていて、いたれりつくせりだなぁと思ってしまいました。
 オープニングから大階段で登場。アリーナとドームはやっぱり迫力が違う!階段の数も違う!ビジョンの大きさに圧倒されちゃったり、そこに映し出される映像の広がりにどきどきしちゃったりしてました。階段の明かりが徐々に下に伸びていくのもすごく綺麗だった。お二人の声が響きわたって、やっぱりkinkiは素敵だなぁと当たり前のことを当たり前のように実感してしまいました。
 演出としては特殊効果がなんだか迫力がありました。緑のレーザーがまるで籠のように張り巡らされて、なんだかとじこめられちゃったような気がしたり、炎の温度がこんなところまで感じられたり、レーザーが拡がっているところに、炎があがるとその煙がドーナツ型なので、レーザーにまあるい影が現れたりしていました。それが意外に綺麗。ビジョンもでっかったしトークの間もお二人を映し出してくれていたので、すごく見やすかったです。あちこち目を移さなくっても、雰囲気がばっかりわかったので。『Natural Thang』のときのおふたりの映像がかっこよすぎるんですよね。特に仁王立ちな剛さんのお姿から目が離せません。バックステージの『僕の背中には羽がある』のときに羽がふわっと舞い上がったのですが、そのあとお二人が移動ステージで戻ってくるときに、そのステージから羽がはらはらと舞い散って、まるで幸せを運ぶ宇宙船のようだと思ってしまいました。演出効果ではなかったと思うのですが、それはそれでなんだか素敵な気がしました。そういえば、銀のテープはコンサートのロゴ入りでした。特殊テープなんですね。ホログラムテープ(ただの銀ではない)だったので、すごいなぁと思ってました。頭上をテープが跳んでいくというのも初めての体験だったので、かなり気をとられてしまいました。
 曲目も少し変わっていて、『Harmony of December』があったのがうれしかった!この曲の剛さんのサビのソロの部分はいつ聴いても切ないです。「十六茶」のコント(チャワーでの光一さんのすごい泡立ちが見所)から、十六茶CMソングが2曲続きます。ビジョンでのメリーゴーランドのイラストがかわいい。「負けたらアカン」は聴いたことがあるはずなのに、まったく聞き覚えがありませんでした。この曲がバックステージだったので、あんまりしっかり見えなくてちょっとうずうずしてしまった。確かに踊りながら歌うのは体力が必要そうな曲です。
 MCを覚えているだけ。最初からテンションは上がり調子で、寿司トークに終始した今回。寿司、寿司、寿司でした。

  • 今日は餅つき大会の予定だったのだけれど、昨日の餅つき大会で、木槌を打ってしまい肘を痛めたので、急遽歌にした。
  • 光一さんは20代でやり残したことはない。剛さんがやり残しているものとして挙げた例は、シルバニアファミリーとかキャベツ人形とか(懐かしい)。
  • Mステのリハーサルでの帰ろう帰ろうを光一さんが両手を上に上げて、大げさに実演したのが気にくわない剛さん。いつもは部屋の隅にうっすらあって、かたまっているかいないか、ちいさくもないもわっとしたホコリが風にふかれて動くように帰っていくらしい。扇子でももったら、なにかの勉強しているように見えるとか、でも2ヶ月が限界だとか。そんなに気配を消しているのかな、光一さん。
  • 『Secret Code』ジャジーな曲を剛さんが「ジャニーな曲」と言ったことから、剛さんのソロパートはジャニーさん調で歌うことに。今日はいないだろうと思ってMCでジャニーさん話をしたときに限って、楽屋に現れてダメだしされるのだとか。今日もぬっと現れるのではないかということに。ということで30日限定で、ジャニーさんバージョン。you吹いちゃいなよ。you弾いちゃいなよ。youが多発される曲になっていました。歌っているというよりはしゃべっている感じ。そして、そのあとを続けようとした光一さんがあまりのおかしさに「歌えるか!」と笑いころげていたのが、たのしかった。アンコールのときは剛さんも普通に歌ってました。歌う前に光一さんに「今度はちゃんと」って言われてた。
  • 昨日はおふたりと町田さんと米花さんとイベンターさんは夕食は一緒にお寿司。ちなみに30日の夜も一緒にごはんをステージ上で約束してた。そのお寿司屋さんがアットホームな感じで、大将に剛さんがものすごくつっこみをいれていたが、光一さんは右側の壁が友達だった。ジャニーズがよくいくお寿司屋さんで、とてもお寿司を出すのがはやくって、引き出しからだしているんじゃないかって思うくらい。一皿に一貫づつ乗せられてでてきて、ネタがものすごく大きい。卵はくるくるっと巻いた厚焼き卵をそのままシャリに乗せた感じと光一さんが説明して、剛さんに否定される。切っていたと。そして、光一さんも切っていたなと同意。お二人の説明だとものすごく厚い卵焼きだったようです。その寿司は秘伝のタレ(といっても6種類ぐらいの材料を簡単に口にしてしまう大将。しかも煮て作ることまで明かしてしまう)かそのままか塩(しょうゆだったかな?)の3種類のどれかで食べることになっていて、大将が「タレ、そのままとネタを出すときに指示する。大将には15,16才の二代目がいて、剛さんは最初25,6才だと思っていた。
  • イベンターさんがあぶりのトロのときに「あぶりバディ」というおやじギャグを言ったため、それに対抗するためか、ボリューム2,3の小さい声で大将が「このかにみそ食べてミソ」と言った。その声が小さかったので幻聴かと思ったが、剛さんの隣にいた米花さんもぽかんとしていて、しかも大将はもういちどそのギャグを口にした。
  • 剛さんがコーラを注文したので、二代目はコップに半分くらいコーラを注いでいた。そのときに町田さんが追加でコーラを注文し、途中でやめてコップを2つ並べてから、また剛さんのコーラにコーラを注ぎ始めた。律儀なんだか順番が違うんだか。剛さんのおいなりさんは二代目が作った。まず油揚げから中指が付きだした。しかも、ご飯が入りきっていなかった。味はよかった。二代目は大将が切った林檎をほしそうにのぞきこみ、大将が「林檎がほしいのか」というと頷いて、うれしそうに林檎を食べた。厨房とは思えないほんわかぶりで、リビングじゃないというつっこみ。終始アットホームだった。
  • 大将はひらめのえんがわを作るときに皮をノールックで肩越しに後ろのゴミ箱に投げ入れるが、3回目は方向が違い水道の方に投げ入れてしまい、剛さんがつっこんだ。
  • 大将は夏のコンサートを再前列で見ていたが、仕込みの疲れからか10分で眠ってしまった。始まる前は競馬新聞を読んでいた。ペンライトが綺麗だったので、次は包丁を持って応援する?! 二代目はネギを持って応援する。ネギ切りショーになる。会場みんなに寿司を振る舞ったら、大将は大変なことになる。皮も5万回投げないといけない。
  • 剛さんは熱燗を飲んだ。光一さんはビール1杯。このごろはビール1杯で眠くなる。今日は飲めよと言われていたが、ビール1杯でいいと光一さん。
  • 大将は「名刀マサムネ」と言ってとりだした包丁でスイカを切ったが、真ん中からぼろっと崩れていた。とんだ名刀マサムネだ。光一さんはこの「名刀マサムネ」だけは背中だったが聞き逃さなかった。スイカは「夏の味がした」光一さん。他に柿と林檎を食べた。大将がおすすめだった「牡蠣」は「食べる人?」と聞かれたが誰も手を挙げなかった。万が一のことを考えてとのこと(体調管理は大切)。うちはあぶるけどねと大将は言っていた。
  • 最後にヤクルトが出てきた。ジャニーズはヤクルトで締めるらしい? しかもビニールがかかったままだったので、ひねってビニールからとりだした。
  • 木村さんが39皿食べて、東山さんがそれを上回った。ジャニーズの平均は20皿。なぜか、皿の話になってしまう寿司やさん。回転寿司ではない。
  • 光一さんは18皿のときにアワビとゲソカンパチを残しており、どれを締めにするか決めかねていた。結局、アワビとゲソをおいしく食べるために町田さんにカンパチを。町田さんはムックのようにぺろりと食べていた。29皿食べた。光一さんは歯ごたえがあるものが好きらしく、柔らかいイカがあるというと「硬いほうがいいのに」と思うらしい。アワビの大きさを説明するために剛さんが両手で丸を作っていたら、マイクでうまく話せず、その様子がとてもかわいかったので、客席から「かわいい〜」の声が上がっていた。剛さんの二の腕はたくましいなぁと私は思っていた。
  • 帰り際に大将が「どうもどうもどうもとつよし」と言って見送った。帰りの車の中でも寿司の皿の話になっていた。

 アンコールが終わってすぐにWアンコールが。バンド紹介でみんながゴルフのナイスショットスィング。kinkiのお二人お寿司やさんっぽいことをしていて間奏も終わってしまい、「歌わないと」と光一さん、剛さんが「オレや」とプロンプターを確認して、すぐに歌ってたのがすごかった。やっぱりプロなんだなぁ。剛さんがジャンプするたびにおへそが見えた。なんだか会場全体がざわっとしているように感じたのは気のせい? 最後のご挨拶も締まるようで締まらず、光一さんが町田さんのおしりを触ったりしたせいなんだけど、「こんな僕たちを」と言った光一さんにダメだしがかかって「こんな僕を」になりましたが、さいごに「こんな僕、ら(ボリューム2で)を」と言ってて、これがまたかわいかった。最後に剛さんが「あなたたたたたち」みたいに噛み噛みしたのを、となりで光一さんが不審そうに指で「た」の数を数えていた。剛さんは占い師になるんだとも、「しーすー食い」という中途半端な業界用語も。最後の最後までとっても楽しいコンサートでした。
 会場のみなさんとおふたりの雰囲気で私も最後にはものすごくどきどきした満足感のあるコンサートになりました。この空気はこの日にしか出せないものだとすると、ものすごくうれしい。私のエンジンがかかるのが遅かったのに、こんなに楽しかったのは、ほんとうにみなさんのおかげだと思います。双眼鏡も持って行ったのに、途中まで忘れているくらい見入っていました。このような時間が過ごせて、年を越せることに感謝の気持ちでいっぱいです。一緒に過ごせるキセキ。存分に味わったので、しばらくこれでがんばれます!