七剣下天山。

セブンソード TVシリーズ DVD-BOX 1

　武侠ドラマ好きな私が今見ているのはこれ。映画版ではなくてテレビ版です。これまでいくつか見てきて映画よりもテレビ版が面白かったものが多いので、映画を見ずにテレビ版から入りました。最初は女性剣士がいないのにがっかりしましたが（闘う女性が好き）、恋あり、アクションありで、やっぱり面白いです。ロケをしているところの雄大な自然も魅力。映像として作り込まれすぎていない荒削りなところが逆に魅力かなと思います。まだ半分のところなのですが、お気に入りな人物もできてきて見るのが楽しくなってきました。このシリーズは別のシリーズともリンクしているようなので、それも気になります。タイトルからして「白髪魔女伝」。気になりますよね。白髪で魔女、どんな話なんですかねぇ。このシリーズが終わったら見てみたいです。
　このシリーズはいままで見た武侠モノがことごとく金庸原作だったのに対して、梁羽生原作なので当たり前なんだけど、まったく別の世界観を作っています。落ち着いてみることができる作品で、恋愛もゆっくりとかけひきされていたり、まじめな登場人物が多い気がします。ワイヤーアクションもそれほど多様されていなくて、派手ではありませんがやることはすごい。音楽がちゃんと作られているところは、安っぽくなくて好感が持てます。いくつか見た他の作品は音楽が完全な打ち込みだったりして、雰囲気に合わないことがあったのですが、この作品は音楽がいいです。
　武侠モノとしてはいくつか新しい映画もレンタル開始されているようなので、こちらも楽しみ。しばらくはレンタル店通いしそうです。