日本GP予選。

 今日もF1の話題。一年に一度のお祭りな3日間なのですから、私もお祭り気分でF1について語りたいと思います。今日はフリー走行と予選でした。これまでちらちらっと見たことはあったのですが、今の予選方式になってから初めて予選を全部みました。予選も面白いですね。これからはできるだけ見たいです。
 フリー走行4回目ではあの(笑)カーティケアンがトップタイムか?!という勢いでした。ほんとびっくり。ジョーダンやミナルディが上位になるというのは、ほんとに稀なことです。それだけブリジストンタイヤのとっても雨用タイヤ(←なんと言うのかがわからない)の性能がいいってことなんですよね。このフリー走行中は雨がひどかった。あの状態で運転できているドライバーのみなさんに敬服します。ドライバー視点のカメラに切り替わるとその水しぶきと水滴で、視界不良もいいところ。どこで曲がるのかまだストレートなのかそれさえも私にはわかりませんでした。そんな中をあんな高速で走っているのですから、驚愕。ドライバーはものすごくたくさんのことを考えてレースしてるんですね。
 さて、予選。雨は上がりましたが、路面はウェット。水しぶきが派手に上がるところや川ができているところがあります。そんな中でクルサードのアタックから。クルサードはベテランらしくすごくいい感じでまとめてきました。そのタイムを抜くものは現れず10人終了。フリー走行が良かったジョーダンも予選ではそんなに速さは見られませんでした。路面の状況がフリー走行と変わってきて、タイヤも違いましたしね。11番目の佐藤琢磨さんのアタック。琢磨さんが走る前に雨が降り始めたので、早く早くと気がせかします。走りはスムーズでしたがちょっと重い感じ。もっと速く走って!という念力を送りつつ、第1セクター、マイナス表示。第二セクター、プラス表示。第3セクター、マイナス! ということでこの時点でトップ。よかったととりあえず安堵。すぐさま次に走ったクリエンにトップを奪われ、ラルフにも抜かれました。ラルフのセクター1はほんと速いです。他のドライバーと比べると一歩抜きんでている感じ。そのあとにバトンのアタックでしたが、わずかに及びませんでした。そしてフィジケラフィジケラが出ていくときには雨が本降りになってきていて、本当に難しいアタックだったです。さすが雨に強いフィジケラ、上手く走って3位。この後のミハエル、アロンソ、キミ、モントーヤのときは雨がひどすぎて、タイムとしてはかなり後方に。ということで、ポールにラルフ、セカンドローにバトン、佐藤琢磨さんは5位スタートです。
 今日の予選は天候勝負になってしまいました。BARとトヨタが上手くやったなって感じ。マクラーレンの後方スタートはレースとしては楽しみだったりします。琢磨さんもいい位置に付けることができたので、明日は期待できそうです。バトンとラルフの攻防も見物だなぁ。スタートのいいフィジケラもすぐ後ろにいますしね。天候は日本製に吉とでたようです。明日はホンダもトヨタもすっごく盛り上がりそうですね。