金田一少年の事件簿。

 亀梨和也くんバージョンの「金田一少年の事件簿」を見ました。金田一一ちゃん役ももう三代目。初代の堂本剛さんのイメージがやっぱり強いなぁ。リアルタイムで全部見て、たぶんリピートしてもう一度見るくらいはまってたし、主題歌のキスミスも好きだったし。次の松本潤くんのときは最初の特番しか見てないです。剛さんのときのイメージが強すぎて、なんだか違和感を感じたのだと思う。今回の亀梨くんバージョンはかっこよすぎる金田一くんでした。相変わらず美雪ちゃん以外の女の子を追いかけてたり、ダメダメなシーンもあるんですが、そんなときもかっこいい。だから、名探偵のときと普段のギャップが大きいというイメージの金田一くんにしては、いつもかっこいいという感じ。いまどきの高校生な一(はじめ)ちゃんがくすぐったいです。でも、上野樹里ちゃんの美雪ちゃんといいコンビなので、是非是非、連ドラ化期待してます。
 久々に見た金田一少年の事件簿はやっぱり金田一少年の事件簿だった。最初の設定で全員が揃ったときに、犯人は誰かわかってしまって、そのペンションの由来を聞いて背景もなんとなくわかっちゃうんですけど、トリックだけはわからなくて、最後の謎解きまで見てしまいました。今回は犯人が死んでしまうという展開にだけはならなくて、それだけは救われました。現代が舞台なのに、とんでもない地名の非現実的な空間を創り上げてしまうところは、いつもさすがと思ってしまう。こんな現代にあって陸の孤島を創り上げるって難しくなってしまうんだけど、そうしないと盛り上がらないしね。全員が怪しげな人物を揃えてみたり、雰囲気作りができているところはいつも面白いです。
 剣持警部が一ちゃんのことをいろんなダメダメ用語で読んでましたが、「兵六玉」だけはわからなった。「すっとこどっこい」もそうだけど、語源がどこにあるのかとても興味が持てるところ。