◆電撃引退発表。
"I have climbed my mountain, I am on the peak, so this feels right"@nico_rosberg confirms retirement from #F1 ⬇️ https://t.co/y20vc2fdwN
— Formula 1 (@F1) 2016年12月2日
最初に見たツィート。英語はだいたいわかっていたけど、わかりたくなかった。そこに書かれていることが本当とは思えなかったから。
I have a message for you: https://t.co/XtL5AWuY4n pic.twitter.com/LGK4Xnihoq
— Nico Rosberg (@nico_rosberg) 2016年12月2日
これが本人からの言葉。写真だと英語なのに、実際のページはドイツ語だからまったくわからない。
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この訳が一番いい感じかな。これを読む前は「どうして引退するの?! これからなのに、これから自分らしいドライビングができるようになる、絶対辞めるべきじゃない」と思っていたのですが、このコメントを読んだら、ニコ・ロズベルグの強い意志とそうしなければならない状況もわかったので、引退を受け入れられるようになっていました。それほど、人生をすり減らす3年間だったのだということが私にもわかりました。
本人ではない私でさえも鈴鹿のあとの4戦は気が気ではありませんでした。いつもスルーしているフリー走行の結果も気になるし、トラブルがないか、体調不良にならないか、すべてが心配ごとにつながってしまいそうでした。ニコのポジティブなコメントが私にまっすぐ見据える勇気をくれていたのですが、本人にのしかかるものはものすごいものだったと思います。
ニコのコメントの一番最後の部分が好きだな。いつも、予選のあともそうだったけど、「どうなるかみてみよう」というコメントが多くて、このあたりに彼らしさを感じます。人生という長いレースの中で、次の角を曲がったときに、また、私たちにも笑顔を見せてほしいと思います。F1からはきっぱりと引退を明言していますが、私としてはやっぱり帰ってきてほしいとおもってしまう。1年休んだら、違う景色が見えて、もう一度走ってくれないだろうか、そんな思いがよぎります。でも、それはファンとしてのエゴでしかないのでしょう。ロズベルグの決定を尊重して、今は、彼が素晴らしい人生を送ることを願いたいと思います。すりへってしまった気持ちを取り戻して、笑顔あふれる毎日でありますように。