◆柏木由紀1stソロツアー。

 柏木由紀さんの1stソロツアー名古屋公演に参加してきました。
 開始が19時からだったので、お仕事を少しだけ早退して参加できました。でも、持ち物も服装も完全お仕事モードだったので、周りの方からは浮いていたような気もしないでもありません。たまに、スーツ姿の方もおられましたけれどね。
 名古屋市公会堂は歴史を感じさせる建物だったので、かなり見えずらい席もあったようです。一階はフラットだったので、後ろのほうだと見えなかったかも。私は2階だったのですが、2本ほど大きな柱がありまして、その柱で見えない部分ができちゃうかなと思って心配していたのですが、なんとか全部見えるところでした。それに階段状だったので、身長低めな私でも全編、ゆきりんの姿を見られたので、席としてはよかったような気がします。
 ということで、この後はネタバレありで。
1 シアターの女神
2 遠距離ポスター
3 呼び捨てファンタジー
4 希望的リフレイン
 始まって4曲は盛り上がる曲中心。とくに最初3曲はゆきりんファンにはたまらないラインナップといえるのではないでしょうか。生歌、生バンドは普通のライブだったら当たり前なので、そこに感激するような私ではありません。セットもバルコニータイプで上段、中段に踊り場があるタイプでした。上段の上に映像がでるスクリーンがあります。セットとしては控えめな印象でしたが、うまく使っておられました。
 衣装もアイドル風な警官衣装というのか、結構王道路線でした。足がすごくきれいにみえました。「希望的リフレイン」はゆきりんのポジションがあまりよくないので、そんなに好きな曲ではありませんでしたが、ソロで歌うと好きになってしまう不思議(笑)
 衣装替えの間は映像での「柏木由紀のYUKIRIN TIME」名古屋バージョンあり。衣装替えのときに映像もいいと思うのですが、やっぱりとぎれとぎれになってしまう気もするので、コンサート全体として流れが出せるともっといいのになぁって思ってみていました。
5 てもでもの涙
6 Green Flash
7 ジッパー
 衣装はシルバーと黒のワンピース。大きなリボンが胸についていて、なんだろうと思っていたのですが、「ジッパー」でそのリボンをくるくると回して、衣装が着脱できるしくみになっていました。おそるべし、ジッパー仕様の衣装。
 なんといっても、このコンサートの中で一番わたしがいいなと思ったのが、「グリフラ」。ゆきりん初センターの割には歌パートが少なくて悲しかったこの曲。でも、ゆきりんソロだと、歌詞の良さがものすごく引き立ちました。こんなにいい曲だったんだ!明日に対する希望、そして全部包み込んでくれそうな光、それを感じることができました。本当にAKBのときより5倍くらい、いい曲だったので、みなさんにもゆきりんバージョンのグリフラを聞いてほしい。ソロバージョンだったら、リクアワで押してもいいくらいだと思います。
 MCでは、コメダさんのシロノワールを楽屋に用意してもらったのだけど、上のアイスクリームが凍った状態だったので、がつついて食べたら、プラスチックのフォークと歯が欠けたという話。手羽先も2種類食べたという話。チームBで名古屋に来たときに、水族館に行った話などを披露。
8 365日の紙飛行機
9 パレオはエメラルド
10 ずっと前から
 ソロコンサートで2番目によかったのは、365日の紙飛行機。この曲はさや姉やまゆゆもソロで歌っていますが、ソロバージョンは個性が感じられますね。ゆきりんのソロバージョンは儚さがありつつも、芯が通っているような雰囲気。こんなに素敵に歌えるなら、もっとパート割がほしかったと思ってしまいました。ご当地曲として「パレオ」 この曲のイントロで盛り上がる会場。そして「ずっと前から」のイントロで、何の曲?という疑問が見える会場(笑) 意外にゆきりんファンじゃない方も多かったのかも。「ずっと前から」はフルで振り付け付きでした。
11 夜風の仕業
12 沈黙
13 桜の木になろう
14 ショートケーキ
 衣装替えの間に過去のバラード曲の紹介。このバラードパートの衣装、ブルーのワンピースがかわいかった~!ちょっとだけエルサっぽい雰囲気。AKBはスカート短め衣装が多いので、ふんわり長め丈が逆に新鮮でした。「夜風」ではブランコ演出もあったし、なんだか最初にゆきりんを生で見た2ndライブを思い出しつつ、途中にあるみんなで歌うパートもうれしかった。歌詞が表示されるので、初心者も安心です(笑)「桜の木になろう」はものごく好きな曲なので、アコースティックバージョンがうれしすぎた。ゆきりんのミディアムバラードが本当に好きすぎる曲が多いなぁ。
15 前しか向かねえ(guitar)
 衣装替えの間にバンドさんのインスト「クラス会のあとで」があります。このときに気が付いたんだけど、前に設置されているモニターの画面が後ろの階段部分に反射していて、それが見えたんですよね。「曲名」が表示されていたのですが、ライブ中は歌詞とか表示されたりしているのかな。
 エレキギターは本当にちょっとだけ披露でしたが、もっているだけでもかわいいからいい。赤チェックのスカートがまさにAKBです。
16 ジェラシーパンチ
17 未来橋
18 初日
19 ハロウィン・ナイト
20 ポニーテールとシュシュ
 ラストまで怒涛の展開。「ジェラシーパンチ」はゆきりんの振り付け講座があります。サイリウム緑指定。画面に「パンチ」するところが出てくるので、それに合わせれば、みんなと盛り上がれます。「初日」で黄色の衣装にチェンジ。「初日」はものすごく盛り上がったなぁ。コールがすごすぎた。次の「ハロナイ」のために階段を上ろうとして、転んでしまったゆきりん。すぐに立ち上がりましたが、照れ笑いしていました。「ハロナイ」も盛り上がってました。4月だけど、季節感ないけど、まぁ、いいんです!
21 Birthday wedding
22 明日も笑おう
23 大声ダイヤモンド
24 あなたと私
 アンコール4曲。ツアーTシャツの改造版の白を着ていました。一番普段着っぽい衣装。「明日も笑おう」のあとでMCを入れてくれて、次のツアーもやりたい、名古屋ももっと大きな会場で2daysにしたいという野望を聞かせてくれました。2daysじゃなくていいから、平日じゃなくて、土日にしてほしい。AKBを卒業しないと難しいことなのかもしれないけど、切にお願いします。
 「大声ダイヤモンド」の後にもMC。今回はMC1つ多くなりました。みんなへの気持ちを歌詞にしたということで、映像の真ん中に手書き文字で歌詞が入っていました。会場の様子も映し出されて、LiveなのにDVD見ている感(笑) でも、みんなで作り上げたライブという気もしました。影アナがあって終了。
 全体の感想としては、会場も小さかったので、みんながサイリウムを合わせたりコールしたり、まとまっていた感がありました。ゆきりんがみんなと一緒に作ろうといろいろ工夫してくれていたので、歌うパートやフリを合わせるところも、予備知識がなくても参加できるようになっていました(こんなときに便利なゆきりんだるま)。
 なんといっても、ゆきりん一人の声がこんなにたくさん聴ける機会は、今はソロコンサートしかないので、それが一番いいところですよね。あまり作りこんだ演出ではなく、ゆきりんが自由に歌って踊っている様子もすごくいいなと思えました。でも、一方で、もう少し大きな会場で、かなり作りこんだ演出で、素材としての柏木さんを引き立てる演出というのもみてみたいなぁと。ダンスはダンスでばっちり踊って、バラードはバラードで聞かせて、というようなものも見てみたいと思ってしまいました。
 アイドルとしてのゆきりんがものすごく感じられるコンサートでしたが、ゆきりんならもっとできるはず、アイドルとしてももっと熱くできるはず。今後、そんなゆきりんが見れることを期待しています。とにかく、生のゆきりんの歌声が最高すぎでした!