◆すべては台風。

日本GP

 今日は一年に一度の日本グランプリ。台風が接近しているため、ものすごく雨模様。この雨のために、日本グランプリは終始もやもやとした感じになり、かなりもやもやとした気持ちで終わりました。
 まず、ビアンキの容体が非常に心配です。国際映像が入ってこなかったのはわざとだと思うのですが、スーティルのマシンを撤去するための車両に、ビアンキがスピンしてぶつかったという情報が入ってきています。そのため赤旗での中止という結果になりました。
 SC先導でのレーススタートあと3周目でレッドフラッグ。そのあと再開という形になりました。雨は収まっていたため、タイヤもフルウェットからインターにチェンジするまでにはなりましたが、そのあとまた雨脚が強まり、しかも薄暗くなっていく中での事故でした。
 ニコ・ロズベルグは終始ハミルトンよりはペースがよくなくて、抜かれてしまったのにもあまりショックはありませんでした。タイヤの状態がかなり違っていたんだろうと思います。ハミルトンの方がうまくケアできていたのかもしれないし、そこはなんとも。悔しいけど、今回もハミルトンが上だったということです。ただ、ロズベルグのペースがあんなに落ちているのに、スティントを長くする必要があったのかどうかはよくわかりません。
 レース後に客席に手を振っている様子を見ても、ロズベルグは今回の結果を受け止めているように見えました。そして、ハミルトンとは言葉を交わしていたり(ビアンキのことだったとは思うのですが)、この二人の関係は意外にも好転しているようです。残り4レースで10ポイント差。次のロシアは勝ちたいです! 
 そして、ビアンキの容体が回復しますように。