イタリアGP決勝。

 ハミルトンが危なげなく勝利。あまりに危なげなかったので、あまり画面に映らないほどだった。
 他はいろいろありすぎて目まぐるしかった。セルジオ・ペレスがあまりにも速くてびっくりした。スティントを長めにとっていたけれど、ペースは落ちなかったし、結構戦闘力があるマシンだと思った。同じマシンでも小林くんに運が巡ってこないのは、悲しいことだけど。ザウバーは結構脅威だなぁ。
 ベッテルにはペナルティが課せられて、しかもリタイア。ついてなさすぎる。ウェーバーはスピン。バトンもリタイアと上位勢がいなくなったので、なんとかメルセデスはポイントとれました。ほっとした。
 ニコ・ロズベルグはスタートが悪くて、しかも1周目も悪くて、かなりポジションを失ったのだけれど、このごろそういう展開ばっかりだなぁ。どうにかならないものか。今回もそれで終わるのかと思っていたけれど、タイヤを変えてからすごくいいペースになって順位もどんどんあげていった。ハードタイヤの方がよかったようだ。2ピット作戦は他のチームとは違う戦略だったけれど、メルセデスにはそのほうがよかったみたいだ。最後の最後でもファステストをマークして、今回のレースにも名前を刻むことができたわけだし、7位というのはそんなには悪くはないと思う。悪くないだけで、よくは決してないけど。でも、見ていてオーバーテイクしたり、前のマシンにすぐ追いついたりするのは、気持ちいいものだなぁ。久々に見ていて気持ちがあがった。
 ザウバーの追い上げにびくびくしているより、前を見たいところだけど、今季はこれ以上望めたりするんだろうか。