スペインGP決勝。

 ウィリアムズのマルドナドが優勝。まさかまさかの5人目のウィナーです。今年のF1は誰が勝つか本当にわからないです。
 ハミルトンが予選トップだったにも関わらず、ガス欠だったので失格扱いになり、まさかのポールがマルドナドということになっても、アロンソが勝つと思っていたので、マルドナドの速さにはびっくりしました。再三にわたってアロンソからの猛烈なプッシュを受けていましたが、それを交わしきっての優勝だったということもすごいことだと思います。レース後に火災に見舞われてしまったということで、ウィリアムズの次のレースが心配ではありますが、本当に今年のレースは何が起こるかわからないですね。
 さて、ニコ・ロズベルグはスタートでいい感じに4位に浮上したはいいものの、それからあまりペースが上がらず、特に他のマシンがハードタイヤを履いていた第2スティントでソフトタイヤだったこともあったのか、かなりのペース差ができてしまいました。最終スティントでは本当につらそうな状況で、小林くんとかなりバトルして守っていたものの、結局は抜かれてしまったし、そのあとベッテルにも抜かれたので7位という結果になってしまいました。メルセデスがタイヤにつらいマシンだということはわかっているのですが、もう少し改善していかないと、これから熱いところでの戦いが多くなるので、ますますダメになってしまうのではないかと心配でなりません。
 チームとしてはシューマッハがリタイア続きなので、なかなかポイントがたまらなくてウィリアムズに追い上げられてきているのも気になります。今年だからこそ、いろんなチャンスがあるとも思うので、チームとしてがんばってほしい。…といった矢先にモナコでのシューマッハの5グリッド降格が決まってがっくり。