夏のバック その2。
昨日の続き。バック本体が完成したので、飾りを作ることにしました。
まずは探しに探した緑色のフェルトで葉っぱを作ります。『両面接着芯でフェルトを貼り合わせる』と書いてあったのですが、片面接着芯しか手持ちがなかったので、片面接着芯を挟んで縫いました。でも、片面だったら挟む意味がまったくなかったような…。フェルトを切るのは楽しいので、これからも一つの素材としてフェルトで愉しんでみたいなと思いました。
次はすごーく苦労したこの花の部分。この部分はリネンの細い糸で編んで作ります。編み方はそんなに複雑なものではなかったのですが、なんせたくさん作らなくてはならないので根気勝負です。花の真ん中には実が3個づつ付いているので、合計15個。実の中に綿をつめてまあるいカタチに仕上げるのに時間がかかりました。あとは実と花をくっつけるのにも時間が…。このかばんを作る工程の中で一番時間がかかった作業だったと思います。でも、出来上がりがかわいいので満足です。
あとは、かばんの外周にレースの縁編みをします。いちばん細いレース糸とレース針でくさり編みをしていきます。初めは生地にレース針を通すのにどきどきして慎重にやっていたのですが、後半は大胆に刺していました。レースの縁編みが付くとぐっとかわいさが増します。
下田先生の本のできあがり写真を参考にして飾り付けの配置を考えます。いろいろ迷いましたが、私なりに飾り付け。実はかばんの大きさを本よりも小さめにしたので、飾りの部分が密集することになってしまいました。意外にこの飾り付けを糸で留めるのが難しくて、すぐに曲がってしまったり、思っていたよりも位置がずれてしまったりするのを直していて出来上がりが深夜になってしまいました。フェルトボールの留め方もわからなかったので、ざっくり糸で留めてしまったのですが、これでよかったのかなぁ?
というわけで、完成です。GW中に仕上げようと思っていましたが、ちょっとオーバーしました。夏の白っぽい服装に合わせやすくて使うのが楽しみ。大きさは少し小さめ。本のサイズ通りに作った方が使い勝手がよかったのかなとちょっと後悔。いろいろ今回も失敗はしていますが、かわいくできたので満足です。