「がんばっていきまっしょい」最終回。

 盛りだくさんの拡大版の放送。これで錦戸亮くんの詰め襟も見れないのかと思うと残念(また、高校生役がくるかもと期待もありますが)。青春のきらめきって自分が青春の真ん中にいるときには、少しも感じられない。高校を卒業してちょっとだけ違う世界を見て、それから振り返ってみると、やたらにキラキラした時間だったなぁって懐かしく思えるだけ。毎日毎日がすごく長くて、いろんなことを悩んで、壊れるくらいに一生懸命で。そういう全部が青春なのです。「四角は豆腐。」なんてかけ声をかけてがんばったりできるのも、青春方程式をみんなで叫べるのも青春。高校生活でこれができたと胸を張って言えるものがある悦ねぇたちはこれからの人生でもきっと大丈夫でしょう。悦ねぇが決めた新しい人生。どんなものかわからないけど、決めたからには命がけ。とことんやり抜くまであきらめない。本当のきらめく時間を知っているからこそ、これからも広大な人生の海を漕いでいけるはず。さて、最終回のブー。

キャプテンブー。

 キャプテンの重みを感じて対戦掲示のところで突っ立つブー。キャプテンの重さが今のブーには心地いい。いただきますの前の「すいじ」をすらすら言ってのけてます(すごく覚えづらそうな台詞だけど)。最後の最後で三郎と対立してしまい、自分の中で悩むブー。「はぁ?」と顔を歪めたのが、錦戸くんらしい演技だなぁと感じてしまった。

大会。

 ボートの整備をするブー。その背中の細いこと細いこと。折れそうじゃないですかっ。しかも足もほそー。赤のポロシャツに黒のスパッツがかっこいいです。悦ねぇの家族には「ひろくん」と呼ばれている模様。関野、セッキー、ブー、ひろくん。いろいろ呼び方がありますね。試合後の「ありがとう。」試合は悔いの残る結果になってしまったけど、それでもあんなにいい顔で「ありがとう。」なんて言われたら、今度がんばるしかないよね。これまでの3年間の気持ちを込めて漕いだレース。それでも、おっきな気持ちで後輩を育てる気持ちでかけた一言、一言がほんとにキャプテンでした。三郎と2人のボート姿拝めたのでよかった。

イージーオールからのスタート。

 卒業式。セッキーと呼びかけて三郎に抱きつかれる。そんなじゃれ合いも、もう見られないのかと思うと寂しい。悦ねぇを見て、こくんとならした喉に切なさが籠もってます。サブちゃんですが、東大文I合格って何者ですか。そんなに頭よかったとは。そして、悦ねぇに対する行動を起こさないブーに「なーにやってんのじゃ、あの純情少年。」と愛に溢れた喝のお言葉。三郎もなんだかくだけた王子になったよね。そして、悦ねぇとの夜の密会シーン(笑) またもや唐突に「船乗りになる」 ふっ、ふなのり?! あまりにも思いがけないお言葉にびっくり仰天ですよ。そして、微妙に告白。「俺は悦子のことだけ見てる。」 すぱっと言わずに微妙な言い回しなとこが、ブーです。でも、この告白シーンのところの錦戸亮くんが、すっごくかっけー。もう、めろめろだよ。悦ねぇの手に握らせたシーンが、それだけでどきどきした。恋ってこういう些細なことでどきどきするんだ。

ラスト。

 というわけで、今回でブーも見納め。錦戸くん目当てで見始めて、すっかりはまってしまい毎週毎週、体育座りで見てました。ドラマってこんなにいろいろ楽しめるものなんですね。りぃ役の相武紗季ちゃんも最後までかわいかった。最終回のみどころは白衣姿でしょうか。またドラマで錦戸くんも相武ちゃんも見れるのを楽しみにしてます。さいごにもいっちょ、がんばっていきまっしょい