◆なんか運ってめぐりものだ。

マレーシアGP決勝

 今回、予選でのハミルトンの走りが速くて、ロスベルグはしっくりきてないみたいだったので、スタートしか勝負はないなと思っていました。
 注目してみていたスタートはハミルトンもロズベルグもまぁまぁよくて、そのままの順位で1コーナーに入っていきましたが、ベッテルがインからフェルスタッペンを刺そうとしていて、止まり切れずにロズベルグリアタイヤにぶつかってしまいました。そのため、ロズベルグは白煙を上げてスピン。
 もう、正直、終わったと思いました。順位がなかなか表示されなかったけれど、かなり後ろの方がことはわかっていたし、ハミルトンが独走態勢を築いてもいたので、ちゃんと走れていることを知った時にはほっとしました。ポイントが0になることだけは避けたかった。それから、徐々に順位を上げていたところで、デブリを踏んだということでかなり早くピットに入ってきました。そのあともなんとかオーバーテイクを決めて、ライコネンの後ろ5位まではあがってきました。だけど、ライコネンのペースに比べるとフラットスポットを作ってしまったからなのか、ペースがよくなくて、なんとか前にでてほしいと願うばかりでした。
 最後のピットに入ってでてきたときもライコネンの後ろでしたが、そのあと結構、強引にオーバーテイク。10秒ペナルティを食らってしまったのですが、まぁ、チャンピオンシップを考えたら、多少無理をしてでも前にでたのはよかったと思えます。
 そして、このあとハミルトンがエンジンブロー! えぇぇ!と思うようなシーンでした。このごろエンジンから火が出るってこと、ほとんどないので、しかもトップ独走のハミルトンがですよ。
 ここからあと10周くらい、またもやどきどきでした。ロズベルグの10秒ストップペナルティに対するチームからはエンジンを労わる走行をしろ、であんまり差が開いていかないから、どきどき。2周だけ速く走れるモードを使って、差を13秒まで広げたので大丈夫ではありましたが、ちょっと気が気でなかった。
 今回はレッドブルチームはリカルドを勝たせたかったのかなと思います。でないとストラテジー違うフェルスタッペンを抑え続けたリカルドに意味はないよね。あのバトルは面白いは面白かったけど、チームとしてはどうなんだろうという感じ。
 表彰台は面白かった。公約だった靴でシャンパンを飲む儀式、ニコがリカルドに注いであげていたり、結局、フェスルタッペンもニコも飲む羽目になってしまったり、いつもと違うメンバーだったので、違う雰囲気になったなぁ。私もなんとなく飲みたい気分だったので、ちょっとだけ飲んじゃったよ、りんごシードルだけど(シャンパンは高くて飲めない。ニコがチャンピオンになったときに考えたい)。
 ルイスがチャンピオンシップリードかと思っていたから、ここでリードを広げられてことはほんとに大きなこと。なんとか、この流れを今週も。とにかく雨は降らないでくれ!