◆地獄には俺がいく。

 おんな城主直虎はいつもツイッターをしながらみていたりするんですが、今週はできなかった。
 あまりに重たい内容すぎて、なにもつぶやくことができなかった。『守りたいものを守る』ために地獄にもいこうと思い、手を血に染めた政次。
 そして、その政次の思いを活かすために、子供の頭を抱きしめて念仏を唱えた直虎。
 あのシーンをみて、「政次は一人で地獄にいくわけじゃないんだ」と私には思えました。もし、地獄に行ったとしても、直虎がしっかりとした糸を天国から降ろしてくれて、きっと一人じゃないことを伝えてくれると思えました。
 あの時代であれば、人の命に対する考え方は今とはまったく違ったものだったと思います。だけど、だからこそ、あの表現だったのかなと。
 来週の予告をみて、直虎と政次が2人でいるシーンがありました。まだ、本音で語れる時間が残っているのだと、ほんの少しだけうれしい気持ちになりました。あと2話ほど、地獄篇が続くのですが、目は逸らさずに。