◆夏休み前。

ハンガリーGP

 ハンガリーGPはフィンランド人ドライバー、ライコネンやボッタスの応援が多くていいですね。それに、フェラーリファンも多い感じ。
 そんな中でフェラーリの1-2フィニッシュで、予選も決勝も終わったのですが、その結果とは裏腹にハラハラする展開でした。予選はよかったんですよ、本当にフェラーリがすごく速くて。最後の最後にライコネンがもしかしてベッテルを超えてくるかも?!なんて、うれしいハラハラをするだけでよかった。
 でも、決勝はスタートをフェラーリの2台が決めたことで抜きにくいサーキットだけあって、もうこれから先は大丈夫だろうと思っていました。それに最初のスティントはすごくベッテルライコネンも早くて、メルセデスに10秒程度の差をつけていたので、これは楽勝路線かなと思っていたのですが、そこからベッテルのペースが上がらなくてヒヤヒヤ。ステアリングが右に傾いてしまっているというではないですか?! ハミルトンの妙なところが浮き上がってしまう現象に続き、まさかのステアリングが傾くトラブル。そのために本来のペースがでなかったらしいです。
 こんなトラブルのため、タイヤを変えても好転するはずもなく、ベッテルライコネンの後ろに順位を入れ替えたハミルトンが接近して、どきどきしっぱなしでした。さすがのハミルトンもライコネンの完璧な走りには隙が見いだせなかったようで。鉄壁のライコネンがいてくれてよかったと、フィニッシュしてから思ったのですが、もう20周もこのどきどきに耐えられなくて、途中で別のことをしながら音だけ聞くというわけのわからない視聴方法をとっていました。
 なんとか、夏休み前をいい形で終えることができたので、フェラーリにとってもベッテルにとっても良かったんじゃないかな。これからもメルセデスフェラーリの戦いは続くと思うのですが、フェアな戦いであることを望みます。