◆杭州旅行 3日目。
3日目は杭州市内の観光と郊外、烏鎮、西塘への旅。私が行きたいと思っていたところばかりだったので、心躍りました。
通訳の方が朝ごはんにと買ってきていただいた、揚げパンをかじりながら出発。鳳凰寺から南宋御街に入ります。
おしゃれな雰囲気。古い時代の建物を利用して現代のものを販売しています。
なにかわからないけど、搭(笑) 大きな搭やお寺がたくさんありました。
最初の目的地「胡雪岩故居」に到着。故さんという大富豪のお屋敷です。とんでもなくすごく広くて豪華でした。見どころいっぱい。周りの河坊街と併せておすすめスポットです。私の説明と写真では凄さがわからないかもしれませんが、写真多めでどうぞ。
玄関脇のレリーフ。すでに凄すぎる。これが両側にありました。かなりすごい人がすごい時間をかけて作っているものですよね。
玄関です。天井高いな~。左側には輿がありました。武侠ものでしか見たことがなかった(笑)
客間。広いとしかいいようがない。このような部屋が本当にいくつもあって、どんだけ広いんだということですよね。
2つある厨房のうちの1つです。かまどが3つ、広くて清潔。かまどの後ろには薪をくべるスペースも。台所には仏様が祭られているのが普通なんですって。
ちょっとした中庭。出た!岩の洞窟っぽいやつ!武侠ドラマだとここでいちゃいちゃしたり、戦ったりするんだよね。そして、こっそりお屋敷から出られる通路になっていたりもする。…などと空想を膨らませていました。
ちょっとした石畳もこんなふうに模様になっていたりして、素敵。
どーん! メインの中庭です。中庭なんですけど、広すぎてすごすぎました。圧倒されまくりです。庭に高低差のある建物を配置しているので、大きく見えるし、いろんな角度から楽しめます。この庭だけ見てぼーっとしていたいくらいでした。写真を入れませんでしたが、窓枠やちょっとした扉の細工も本当に凝っていて、じっくりみてまわるとどれくらいの時間がかかるのかなと思うくらい、すごすぎるお屋敷でした。想像をはるかに超えてました!
観光客がいっぱいの商店街、河坊街へ。さきほどの故さんの漢方薬店に入りました。でかい。営業もしています。日本とは全く違うシステムのようで、かなり大胆に調合していました。
ひるごはん。おしゃれめの杭州料理店。赤い缶に入っているのは、砂糖入りのお茶。結構甘いです。私はスイカジュースを飲んでいました。自然な甘さですしね。
午後からは杭州市内を外れて、烏鎮に。マップアプリにこういうふうにピンを刺して使っていました。GPSが機能すれば、Wifiがなくても自分の現在地がわかります。グーグルマップはやっぱり使えなかったので、「maps.me」を使っていました。
連休中だったので、烏鎮もすごい人でした。もうぎゅうぎゅうといっていいかもしれません。とんでもない人です。夕方から夜にかけて行ったのですが、それでも人が減らない。でも、すごく素敵な景色でしたよ。私たちが行ったのは「西柵」で2007年に整備されたちょっとしたテーマパークみたいな感じでした。
草木本色染坊。青色の染物が素敵。こうやって布を干しているところを通っても、なぜか、「ここで戦うときは…」などど武侠ドラマのワンシーンばかり浮かぶ私(笑)
白蓮寺搭。すごく中国的な景色! 水の劇場にはなぜかピンクのビート板でできた鯉のモニュメントがあったり、シルクの工房で布団を作っている作業を見学しました。
いくつも橋がかかっていて、こんなふうに素敵な景色がそこかしこに広がっています。なんだかいいですよね~。この雰囲気。こういうのが見たかったので、心躍りました。河が臭いとかそういうこともまったくありません。すごくいい感じにリゾートが楽しめます。
醤油やみそを作っているところ。
夜ご飯はホテルの中のお店で食べました。アスパラも醤油風味。この中で作っている調味料を使っているようです。手前のエビもぷりぷりでおいしかった~! 杭州料理とまた違って、しょうゆ味のものが多かったので、日本人には食べやすいと思います。
烏鎮を離れて、西塘へ。
まずはホテルにチェックイン。烟雨江南というホテルでした。きれいだったけど、Wifiがつながりにくかったのと、ガラス張りのトイレやお風呂がちょっと気恥ずかしかったです。
22:30から西塘の夜景を見にいきました。夜になってもお店も人も活気があります。夜景はカメラに綺麗に写らないなぁ。赤い提灯が水に映えて綺麗なんですけど、カメラではそれがとらえられない。焼肉街はネオンがすごい。圧倒されます。中にディスコの区画もあって、ものすごい音量と光の渦でした。よくみたのは、ココナッツミルクと豚足とピーナッツのお菓子、アイスクリームかな。夜まで活気が衰えない街でした。
3日目は盛りだくさんで終了。