◆古剣奇譚 〜久遠の愛〜 第43話~第50話。

 最終回まで。
 43話~45話。屠蘇の母を生き返らせるも、それが虫による幻影だと気づき、少恭に疑いを抱く。琴川の民は少恭によってすべて殺されてしまい、屠蘇の故郷を滅ぼしたのは少恭だとカミングアウト。少恭は完全体になるために、屠蘇の中に入ってしまった剣霊を取り出そうとしていたのだった。
 46話~48話。決戦前にお別れを言う回。幽都に戻ってラブラブしたり、天墉城で師匠と対決したり、蓬莱が突然現れたために起こった大波を食い止めたり、蘭生がいきなりオトナになったりする(笑)
 49話~50話。意外に49話は回想が多い。ここまでひっぱりに引っ張った寂桐=巽芳がようやく明かされ、またもや少恭の過去の話に。意外に晴雪がまともに説得していた。50話。少恭との戦いは迫力不足。どうやって決着つけるのかと思っていたら、両者ともに愛する人の腕の中で死ぬという結末。後日談は蘭生と月言の婚姻→子供とのたわむれ、千觴が幽都に戻る、陵越の掌門就任、襄鈴が両親探し、そして晴雪がさまよい続けるというもの。結局、最後みつかる兆しもなく終わるという…。少しは希望がありそうな感じで終われなかったのかな。今回も終わり方が不発だ。
 どうも、映画版も作られるようなので、映画でもうちょっといい感じになってくれればいいなぁ。