◆夜中でもすがすがしい!

ブラジルGP

 ニコ・ロズベルグ優勝!
 やった~!! 夜遅くに起きて、リアルタイムで見ていた甲斐があったというものです! ここ数戦、もやもやもやっとしていた気持ちが一気に吹っ飛びました。ロズベルグがチェッカーを受けた瞬間に、涙が出るかなと思うほどだったのですが、さすがにそれはなかったけれど、心は震えました。なんだか、ようやくハミルトンを抑え切れたこと、そして、勝てたことが本当にうれしくて、それ以上の言葉はないくらいでした。
 最初はいつもどおりいい感じだったのですが、タイヤを履き替えてから、まだいつもどおりハミルトンのレースペースがコンマ2ほど速く、どんどん迫ってきました。ロズベルグがピットに入ったタイミングで、ハミルトンが猛プッシュ! かなり危ないなぁと思っていたのですが、ここでハミルトンは2周走ることを選択したようで(ピット側からの指示)、大きくスピン! ほっとしました。でも、それから7秒あった差をどんどん縮めてきたので、ハミルトンの方がレースペース的には速かったのだと思います。次のピットが終わったら、もう1秒以内でした。それからの20周が長かった。
 途中でアロンソライコネンベッテルのバトルに画面が切り替わったからいいものの、そうでなければずっとヒヤヒヤしているばかりでした。でも最後の20周はとても集中していい走りをしていたと思います。12コーナーの立ち上がりがよかったので、ストレートで追い抜かれることもなく、しっかり前を走りきれました。本当によかった~。
 今回もレースペースが速いのはハミルトンでした。これは認めざるを得ません。彼はポールじゃなくても、レース中に差を詰めることができるという強みを持っています。それを認めたうえで、今回、ハミルトンのミスもあったとはいえ、トップを守りきれたことは本当にうれしいことでした。解説のみなさんもこんなにロズベルグのことを褒めてくれたことって、なかったんじゃないかってくらいに褒めてくださっていました。全セッショントップ!ってすごいことですよね。
 これで最後のアブダビがますます楽しみになってきました。やっぱり、とにかくポールをとること。でないとハミルトンに逃げられてしまうので、とにかくポール。そして、マッサかリカルドかだれかの援護射撃を期待します。ハミルトンの調子が悪くなることは考えられないので、とにかく実力で、ワールドチャンピオンを掴み取ってほしいと思っています! がんばれ! ロズベルグ!!