◆天涯明月刀。
- 出版社/メーカー: エプコット
- 発売日: 2012/11/30
- メディア: DVD
- この商品を含むブログを見る
口コミでおもしろいと書いてあるものが多かったので、借りてみたのですが、本当に面白かった!このごろありがちな、設定だけ武侠モノだけど、ほとんど恋愛ドラマというようなところがなく、最初から最後までアクションシーンも派手な技も悪役もどんどん出てきて、オンパレードな感じでした。
主人公は李尋歓の弟子の葉開かと思いきや、なんだかおでこが広くて無愛想な傅紅雪。結構、このドラマは生い立ちや隠していることが多くて、「実はこの人こうだったんです」的なカミングアウトがたくさん出てきます。最初から最後まで変わらないのって、明月心くらいじゃないんでしょうか。最後までみたので、かなりネタバレしてしまうと、こんな感じ。
前が最初に明かされた素性 後ろが真相
- 傅紅雪 楊常風と花白鳳との息子→楊常風と楊夫人の小間使いの女性との息子
- 葉開 両親わからず→楊常風と花白鳳との息子
- 周婷 村の娘→雲天峰の紅花
- 南宮翎 お嬢様→孔雀翎を使える唯一のお嬢様
- 向応天 傅紅雪のよい叔父→第一のボスキャラ
- 楊夫人 楊常風の妻で故人→生きていてしかも第2のボスキャラ
- 斉一心 実は鬼先生
- 公子羽 謎めいた人→楊常風と楊夫人の息子で第2のボスキャラ
- 燕南飛 明月心の部下→第3のボスキャラ
浮気性で女ぐせの悪かった楊常風の息子3人が、いろいろ難しくなってしまって、ややこしくなってしまって、しかもそこに色恋も混じるという設定。ややこしくしたのは、ほとんど花白鳳のせいかと思いますが…。お決まりの崖から落ちてもほとんどケガをせずに、崖の下から上がってきたときには強くなっているというパターンもありました。
李尋歓が子どもを育てられるとは思わないので、いったい誰が育てたんだろう?と思ってしまった。
画面として技が派手なので結構楽しい。恋愛はそんなに複雑にならずに、結構ストレートな気がします。最後の最後はどうかと思うけど。少しは幸せにしてほしかったところ。面白いドラマを見れてよかった!