◆1年休養。

 浅田真央さんがフィギュアスケートの来季シーズンを休養されることを発表されました。世界選手権が終わった時点で、わたしとしてはなんとなく真央さんが、1年間休養して、次のシーズンに帰ってきてくれたらいいなと思っていたので、今回の発表にそれほど驚きはありませんでした。なによりも精神的にも身体的にもとても疲れていると思うので、ゆっくり休んで大学を楽しんだり、いままでできなかったことをゆっくり味わう時間にしてほしいなと思います。そして、できれば、次のシーズンに真央さんの競技としてのスケートがみられることを願っています。

 フィギュアスケートのルール改正があり、ジャンプの得点が厳格化されたことで、またもや、高難易度のジャンプに挑む女子が少なくなるのでは?と思っています。踏切のエッジエラーは得点70%ということなので、ルッツとフリップを明確に跳び分ける必要があります。これは真央さんのルッツもですが、ロシアっ子たちもいろいろエッジエラーがつくことがあるので、修正が必要となるでしょう。

 そして、なにより驚いたのはショートプログラムのジャンプが規定の回転数に達しない場合は0点になるという、恐ろしい改正。女子はショートだと3-2のコンビネーションが規定に入っていますが、2-2になると0点に! あまりに衝撃的な点数配分じゃないでしょうか…。失敗できないということは、ミスが少ないプログラム構成にしてくるわけで、3-3への挑戦も少なくなりそうです。

 こうなると真央さんのフィギュアスケートへのモチベーションを保つものがないとさえ思えてきます。5種類の3回転にボーナスを与えるとか、そういうチャレンジへの加点があっていいと思うのだけど、どうしてこうなってしまっていくのかなぁ?今年1年は真央さんが休養するということなので、私もフィギュアスケートのテレビ観戦は休養にしようと思います。たぶん、フジテレビもテレビ朝日フィギュアスケート女子のゴールデンタイムでの放送はなくなるんじゃないかなぁと思うほどです。