モナコGP決勝。

 なんだか?なモナコでした。やっぱりモナコは抜けない。どこにも抜きどころがない。ローズヘアピンで無理やり抜くかどうかってところかも。以前はシケインが抜きどころだったけれど、それもないしなぁ。それが戦略の全面に出てしまって、ほんとうにあまり変動がないというレースでした。ところどころでSCが導入されて、それによってシャッフルされてしまったというだけのような気がします。普通に行っていたら、バトンが勝てていたような気がしますが、今年のベッテルは運も味方につけているんだなと思えました。
 メルセデスはとにかく最初のスティントがタイヤにきつすぎて、どのサーキットでも最初のスティントで全部をダメにしてしまっている気がします。ほかのマシンがタイヤをうまくナーシングできているにもかかわらず、メルセデスだけが早々にタイヤがダメになってしまうという状況では戦えるわけもないわけで…。今回も急にがくんとタイムが落ちていたような気もするので、全体としてそのあたりが上に行けない理由なのかなと思っています。あぁ、もうちょっとどきどきするレースにしてほしい。