◆イツワリノウタヒメ。

 いまごろになって劇場版マクロスF虚空歌姫を見てきました。デカルチャーブックマーク、ランカVerをいただいてしまった。
 劇場版ではいろいろ設定も変わっていて、後編でどうなるんだろうと思うような伏線も多く、待ちきれない感じです。シェリルのライブシーンは前半も後半も怒濤の展開。どちらのライブでもバジュラに襲われているので、バトル展開も同時進行で盛り上がるだけ盛り上がってしまえ!と思うくらいに大盤振る舞いです。
 三角関係な3人も関係性が異なっていて、ランカとアルトが既に知り合い、フロンティアに来たシェリルをバジュラの襲撃から助けたアルトと急接近。シェリルがランカの恋心をアルトに明かしていたり、「遊び」だとランカに明言していたところを見ると、後半のバトルが始まる前まではシェリルのアルトに対する感情は恋愛一歩手前だったのだと思われます。バトル後はどうなんだろう、たぶん変わってしまったと思うけど。
 ランカはデビューから下積み時代までなので、まだ華々しく活躍はしていません。キラッ☆もお預けでした。でも、無名の子が銀河の妖精シェリルのライブで一緒に歌って、あんなふうにスクリーンに映し出されていたら、ブレイク間違いなしだと思ったりするんですけど。シェリルが「アイモ」を知っていて、しかもおばあさんがどこかの星で聞いた曲ということになっていました。シェリルとランカの関係性がより明確になるのは面白そう。シェリルのデータの中にランカらしき女の子が見えたのは気のせい? フォールドウェーブレベルがシェリルも上昇していたので、展開も変わってきそう。
 ブレラが微妙な位置。シェリルのボディガードして早々に出てきました。ランカとの絡みは一切なかったので、おにいちゃん設定も白紙?と思いましたが、きちんとちっちゃいランカと一緒にいたので大丈夫そうです。早く、でれでれおにいちゃんなブレラが見たい。アルトは「逃げる」という意味が明かされていました。歌舞伎をやっている家に戻らないということはわかっていたのですが、それがなぜなのかわからなかった。そのあたりのことをランカに打ち明けていたのは、なんだか意外でした。ランカとの関係はテレビシリーズより深いんですね。
 劇中曲はシェリルの曲中心でした。ユニバーサルバニーの映像はかっこよすぎ。白ウサギかわいすぎじゃないですか! 冒頭のランカ歌いだしのシーンも好きでしたし、「そうだよ。」もよかった。アイくんが星間飛行の振り付けを練習しているときにしっぽをふりふりしているのがお気に入り。そういえば、バジュラが襲ってきたときに、逃げている人の中に菅笠のようなものを被っている人がいるのを今回も発見。ちょっと気になります。後半はランカの新曲もありそうなので、それが楽しみ。