バンクーバーオリンピック ペア。

 順番が逆になってしまいましたが、ペアは演技を終了しています。ペアの演技はきちんと見たことがあまりなくて、オリンピックという機会にしっかり見たいと思い、ショートもフリーも見ました(上位5組だけなのですが)。銀メダルを取られた中国のペア、龐清、佟健組を応援していました。昨年モリコロパークで見たアイスショーに出演されていて、その演技にびっくりしたので、応援するならこのペアと決めていました(THEICEのときはチン・パン、ジャン・トンと紹介されていたので、同じ方だとわかるのに、しばし時間を要してしまいました)。
 ショートプログラムは1番滑走の申雪、趙宏博組の演技が、もう素人の私から見てもすごいと思わせるものでした。キレのある展開、スピンでのユニゾンの確かさは呼吸まで一緒なんじゃないかと思うほどでした。歴代最高得点もなるほどと思えました。龐清、佟健組はとても美しい演技でしたが、点数が伸びず(私にはどのあたりが原因かさっぱりわかりません)、演技時間超過の-1もあって5位スタート。ちょっと点数差が出来てしまったので、難しいかもと思っていました。
 フリーでは緊張感もあったのか上位ペアにミスが出ていました。その中で龐清、佟健組は大きなミスなく滑りきって、最後に見せた表情にうっとり。演技中も情感のこもった表情をしていて、演技に引き込まれてしまいました。とても高い点数が出たのでこれは!と思いましたが、最終滑走の申雪、趙宏博組が金メダルとなりました。
 ペアは規定をまだ勉強していないので、スロージャンプのループやフリップがどれを基準にしているのかとても不思議でした。トリプルツイストにも種類があるし…。ちょっとだけ調べたところ、女性の踏み切りでジャンプの種類が決まるのだとか。そう聞くとまた録画したものを見て、足元をチェックしてみたくなってしまいます。デススパイラルは川口さんのポジションがものすごかったので、いい点数が出ていそうと思ってプロトコルを見ましたが、そんなこともなく、どの技が高得点なのかもうちょっといろいろ見てみたいです。
 ペアは日本は高橋成美マーヴィン・トラン組しかいないので、テレビ放送もなく、あまり見る機会がないのが残念です。CSのグランプリシリーズをチェックしないといけないですね。世界選手権は放送してくれるかなぁ?